さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

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2011年06月21日 | 三角記事
この世界では、さまざまな繋がりが、その幅の大半をしめていてね
あるいは道いっぱいに拡がっていたりして、まことにがっかりなのだよね

いままでそれを良しとしなかった人たちは、はたしてどのくらいいるんだろうね

村上春樹はたしかに「非現実的な夢想家」になるべきである、と言った
その言葉は、かなり強烈で、激しいものだった

学校で勉強しようとしても、教えてくれないことに、ぼくたちは接しているわけだ
なにしろ教えることといえば、日本のことを考えて、人のことなんて考えていないもんな

きびしさ

2011年06月20日 | 三角記事
絵を描くことを欠かさない
毎度毎度、似ているような、似ていないような、ちょっとちがうような絵ができる
それを重ねてゆく以外に、毎日が過ぎる手だてや、手がかりがない。

毎日は違う。
今日は雨が降っていて、そうだ、昨日も雨で、だからぼくの体の中に、だんだん雨がしみこんでいる。
ぼくのからだは穴だらけ
漏っているところだってあるのだ


さびしさときびしさはぜんぜんちがう
似ているけれどもぜんぜん、似ていないけれどもぜんぜん、また
さびしさのほうがさびしいのだ。

洋画の海

2011年06月19日 | 三角記事
邦画に対しての洋画が、日本画に対してのそれと同じなのは、たぶんぜんぜん関係がないだろう
ことばをつくるときには、当然そうあるべきなのだし


ぼくにとっての洋画の海は、広く浅い
さんごが入り乱れ、魚が飛び交うのである
わかめゆらゆら、ひらめのげっぷが泡になってくらくら昇ってゆくのである

まんなかにぽっかり、おそろしい、深い穴が開いているけれど
そこからは冷たくて新しい水がわきだしているんだよね
小さい魚は群れをなして、穴のまわりをぐるぐるやっているんである

穴の中へ、太陽の光はさしこまない
ここへ進んでゆくのには、流れに逆らえうる強力なモーターと、とても明るいライトが必要だ。

黄色い帽子のおっさん

2011年06月18日 | 三角記事
気がついてみれば、今日は黄色いシャツに黄色い携帯電話なのであった

もうちょっと携帯電話の色味が濃くなったら、ぼくはとても喜ぶだろう
じいさんの白髪も輝くだろう

あいかわらずよく遅れるJRの、またまた片田舎の駅へは、また行くことでもあるだろうかしら
そこでまた出会う、なんてことに、なるだろうか。もうないだろう
ばあさんの総入れ歯も食いしばるだろう

この黄色にはなにか特別、意味があるわけではない
ただこれを買うときに、これがあっただけだなあ
でもまだこの色を持っている人、わたしは知らない
じいさんも杖を折って、ドラムを叩くだろう

泣いている

2011年06月17日 | 三角記事
あなたはたくさん泣くよね
いつでも、たぶんどこでも泣いてしまうんだ
そのあとで、ややさびしくなって、種を拾ってみるんだろう

泣いているあなたをみるのはつらい
夢の話を続けたい
いいだろうか、これからをしゃべっても

そのあとで、すこしくやしくなって、涙の最後の一粒は、これからをうるおすだろう

遊びにおいでよ

2011年06月16日 | 三角記事
手をとりあって 指を重ねあうのだ
足を組みあって ひざにしがみつくのだ

目と目でみつめあって くちびるを重ねあうのだ
背と背をなであって なぐさめあうのだ

オー なんという熱烈な文章、あいのうただろうか

きみんちに行く招待で招かれて待たされる
ケビンもびっくりするだろうか
なんのなせる技だとか、って言うのだろうか

恨みっこあり

2011年06月16日 | 三角記事
二ヶ月

制作だけの日は、ほんのわずかだったな
いつもそう いつでも、so

望んでいるだけ
ほしがっている、だけ
だけ、だけのぶんだけだ

しごとなかまはソンギさんや、くにまささんや、ひろたさんはいまなにしてんの
そう呼ばれるのがいやだと言った、ひろたさんは、いまや、なにしてんの

家族といえば、父と母だな
ラジオは道上洋三
若い恋人はK
おんなじK

臨むのはいつも雨の日か、晴れの日か、くもりまたはしずかな日

亀はいつも、丸い食べものをほしがる
ほしがってどうすんの
まだほんの小亀なのだ。

このあとは、ことばにならないミュージック

UTAM

2011年06月15日 | 三角記事
松井山手ゆき なんかに乗るとはおもわなかったけどね
運命とははずかしいものだ

もう行くまいとしていた、野崎を通りすぎるだけで、あの夏の日がよみがえってくるだろうね
ざわざわとゆれるだろう

わざわざ汗をかいたのね
ぼくが30になったら、いまのこと、ちゃんと覚えているだろうか
それともかわらないだろうか

浮き沈みなし

2011年06月14日 | 三角記事
まあどれもこれもきみはおなじテンションで絵を描くもんだよね

と言われましたね

そこからなにを汲み取るのか、というのがまあ課題の課題
絵のよしあしは、最近はそういう話題、あまりしない
できないようである

むりなく話したい むりのない会話

ゲルニカの誕生、という本を買った。恋人におしえてもらったのだ
むろんピカソに関する文章が数本
あとは図版が充実している。まあまあいいではないか