さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

ラスト・サムら

2012年11月22日 | 三角記事
物語をひとつ紹介しよう

サムたちが日本についたとき
日本は八月
そのあまりの蒸し暑さに、数日とたたずに皆ダウンしてしまった。
サム以外、トム、ヤム、ピム、テームは一日中ベッドに臥せるので精一杯であった。
サムはみずからを奮い立たせた。このまま自分までが日本の夏にやられては、旅行にきた意味がない。
スシやウナギなど食べたいものはたくさんあるのだ。
八坂神社や清水の舞台など観たいものもたくさんあるのだ。
サムはキムとともに、観光することにしたのであった。

ついたらメールして

2012年11月21日 | 三角記事
雲の切れ間からの青空

ぼくは公園をえらんで、さがして
いまベンチでスケッチ
どっちつかず
にっちもさっち

さっき、すこし強い北風がふきましたよ
とくべつさむいというわけではなかったが
ぼくはそのことを、なんとはなしにここへ書いているので

クローバー
苔のまにまに
いつもこいつを持って帰ろうと思っていながら、あきらめる

小さい鉢をいつも持ち歩こうか

隙間へと

2012年11月20日 | 三角記事
今日は退屈な座席にポツリであった
はなはだしくばかげた
つまらない社会のしきたり
儀式であった

振り回されたのであった

たまには振り回されてみよう

たぶん、ぼくに足りているものはひとつもない
「あなたは気が弱い?」
と聞かれただけで、ムッとするおれだもの

しずかに向かっている
とてもしずかに

リーフ

2012年11月19日 | 三角記事


長居公園へ行った
Sは親友とバレーボールのようなことをして遊んでいらしたが
ぼくはそれを眺めていたのだった

Sがひょいと、落ち葉をくれた
それはSが、フィンランドからの手紙に同封して送ってきたものと同じだった
ぼくはその木を探すことにした

するとぼくの背丈ぐらいの、その木があった
ポプラのような枝の伸び方。
ボサッとして、強そうな。

ぼくはなんだか、ずっとこの木を探してきたかのような錯覚をおぼえた

うちに帰って調べてみると
それはちょっと不思議な(?)
イギリスナラという木の葉のようだ

イギリスナラ
ぼくはすこし特別なこの木の名前、知ることができてよかった
それはたぶん、出会って嬉しい、よかったのだ、ということだろう

2012年11月19日 | 三角記事
たとえばトンネルにはいるとする

げんみつに、どこどこのトンネルとはいわないことにいたします

なんてったって
人間ったら、薄情なものだから

あああ
ちなみに、あそこのトンネルなんだよな! じつに すべてが

オーマイ ジェネレーションギャップ
あるいはギャグ

イボイボゴム

2012年11月18日 | 三角記事
指先が切れている手袋あるよね

あれ意味ないよね
指先が、いちばん冷える箇所なのではないかしら
と わたしおもうんです

しかもその手袋
掌の部分に、すべり止め用のイボイボゴムなんかがついているものが多いけど

意味ないよね

イボイボゴムつけるような手袋なら… 指先にもイボイボゴムをつければいいわけで…

なんだか釈然としないが
これを開発した人たちは、しっかり実験とかをやって、販売しているんだからな
利にかなっているんだろうな、と納得させるのである

個性の内訳

2012年11月17日 | 三角記事
歳のことで、思うことが最近多い

あの人は何歳なのだろう、とか
あの人が何歳だったなんて! とか

失礼な言い方になるが、それはたいてい残念だなあと思う。

歳を知ること、秘密をひとつ失うこと?
歳を知ること、ひとつの答に当てはめて考えることのはじめ

そして、その人は、ぼくにとって
その人であればいいんだけど…
と、自信なく結論を出している

ずるいかしこい

2012年11月17日 | 三角記事
ずるいかしこい
ずるいのか
それとも かしこいのか

質感のちがうことばが合わさり、できたのはどちらも兼ね備えたような、ふくみのある単語

さかしい
ともちがう
かしましい
とはもっとちがう

さかしましい
には近い気がするのはなぜかしら

イギリス人と蕎麦

2012年11月16日 | 三角記事
哲学の道の起点にほど近いところにある食堂
大衆食堂といういでたち
中身もそのまんまなのである

大盛りで安いことは、特筆すべき項目である
毎日ここへ食べに来ている人もいるようである

そしてもうひとつ、特別なことといえば
外国人が多い、ということであろう
お店の人は、外国語に堪能であるとは思えない
至って純和風なのだから

メニューもいわゆる大衆的
「焼き魚定食」「オムレツ定食」「甘鴨煮定食」
「カレー」「天ぷらそば」「親子丼」

数度そこを訪ねたが、外国人のいない日はなかった
イタリアンな男がコロッケ定食・温蕎麦付きを食べているのであり
アメリカンなミセスが天丼をかっくらっているのである

トスパス

2012年11月16日 | 三角記事
銀閣寺であるアルバイト

センセイは80手前、助手および代理人氏は57であることが判明

それはそうと、セブンイレブンの
ぼくがハイボール買うときに
じろりじろりとのぞき見

「身分証明できるものはございますか」

なんて、久しぶりに聞かれたよ
これ聞かれるたびにここに書いているような気がする

うれしいのである