私のPCディスプレイに刺してある鳥の羽です、近くの公園を散歩している時に拾った
ものです。この羽、よく見てみると空を飛ぶために理想的な構造になっているのが分かります。
羽を真横から見た写真です。無尾翼機・全翼機と考えると、ピッチングモーメントがゼロに近いこと(自然安定性)が要求されます。これを満たすため、航空機では後縁が上方に湾曲したS字型のキャンバーを持つ翼型が開発されましたが、ご覧の様に、鳥達は自然にその様な羽を備えています。
写真の様に、羽を裂きました。そして、裂いたところを指に挟んで整える様に撫ぜてやると、あ~ら不思議、裂かれたところが綺麗に元にもどり1枚の羽になります。よーく見ると羽の毛がマジックテープの様にフック状になっていてお互いに絡み合ってくっつく構造になっています。突風などで羽が乱れても簡単に元にもどせるように、鳥の進化の途中で自然になってきたのでしょう。
羽の根元は、身体を守る為に白い羽毛となっています。また、写真では分りませんが、羽の骨も中が空洞になって非常に軽く出来あがっています。鳥の羽1枚を取って見ても改めて進化の驚異を感じます。
ものです。この羽、よく見てみると空を飛ぶために理想的な構造になっているのが分かります。
羽を真横から見た写真です。無尾翼機・全翼機と考えると、ピッチングモーメントがゼロに近いこと(自然安定性)が要求されます。これを満たすため、航空機では後縁が上方に湾曲したS字型のキャンバーを持つ翼型が開発されましたが、ご覧の様に、鳥達は自然にその様な羽を備えています。
写真の様に、羽を裂きました。そして、裂いたところを指に挟んで整える様に撫ぜてやると、あ~ら不思議、裂かれたところが綺麗に元にもどり1枚の羽になります。よーく見ると羽の毛がマジックテープの様にフック状になっていてお互いに絡み合ってくっつく構造になっています。突風などで羽が乱れても簡単に元にもどせるように、鳥の進化の途中で自然になってきたのでしょう。
羽の根元は、身体を守る為に白い羽毛となっています。また、写真では分りませんが、羽の骨も中が空洞になって非常に軽く出来あがっています。鳥の羽1枚を取って見ても改めて進化の驚異を感じます。