3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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激闘 武甲山

2023-05-31 20:17:00 | 
20230528

めっちゃくちゃ疲れた一日。
この日は日曜にも関わらず、早起きして秩父方面に出掛けた。登山である。

飯能から西武秩父行きに。山頂で食べるおにぎりを買ったが、腹が減りすぎて我慢できずに食べてしまった。以前はめちゃくちゃ行きまくったこのコースもずいぶんと久しぶりである。

横瀬駅に到着。秩父は行きまくっているが、横瀬で降りたのは初めてかも。

目的地は武甲山である。もちろん登頂。

横瀬駅で腹ごしらえ。駅にあった食事どころはランチの時間ではないにも関わらず、あったかい蕎麦を用意してくれた。めっちゃ優しそうなおばちゃん。ありがとうございました。


めっちゃ美味かったきのこ肉蕎麦。きのこの味が好きな人にはたまらない一品だと思う。椎茸の厚さも半端じゃない。そして何より、追加でもらったしめじと肉の煮込みがうま過ぎで飲み干してしまった。

腹も満たされて、いざ出発。ここからがキツかった。
ネット情報で事前に調べてはいたのだが、登山口までは1時間半も歩かなければならない。タクシーを予約するという手もあったのだが、ほてほてと歩くのもまた一興かと思って歩いた。

そして後悔した。この道がキツすぎた。

最初はいい感じの田舎道を歩き、気分も上がる。


カワセミの標識が可愛い。


武甲山を臨む。石灰業のため削り取られた剥き出しの肌がRPGに出てきそうである。
この辺りまではまだ元気だったな…

歩みを進めるにつれて道が違った様相を呈してくる。
ここ本当に入っていいのか、歩いていいのかという道に侵入。石灰加工工場に挟まれた道をひたすらに進むこととなるのだ。轟音と共に、煙を出しながら動いている機械の横を1時間歩く。何とも不気味な感じであった。ここはタクシーだったな。まぁ、後日談だけどな。



本当にこの道で合ってるのかと何度も思ったが、途中で登山者用の公衆トイレアンド喫煙所を発見。合ってるんだ。胸を撫で下ろす。
写真はそこで撮った登山口までの道であり、工場で働いてる人が一服した時に撮った写真ではない。

この場所を過ぎると、今度は山道に。これまた登り坂でキツい。ここでも大分体力と筋力を持っていかれた。




漸く到着。ここが生川登山口一の鳥居。
既にゴールした感覚。まだ登山道の入り口である。この時点で既に達成感を感じられるレベルであった。

後日談だが、マジでタクシーで一の鳥居まで来ることを強くお勧めする。

そしてやっとここからが武甲山の登山である。今までのはあくまでも本番までの準備である。

ここまで来たら行くしかない。戻るも地獄なんだから。
唯ひたすらに足を動かし続ける。足は限界であったがただ維持だけで足を前に出すこと2時間。





着いた…
達成感は半端じゃない。


武甲山登頂である。
そしてこれが武甲山御嶽神社。実際にこの目で見ることができた。あぁ、長かった…

この神社では積み石なるものがあり、願いを石に書き、その意思を登山道の積み場に置くというもの。何を書こうか迷ったが、何故か飼っているネコの健康を願い、『ララ』と記入した。


シュールだな…

御朱印を頂きたかったのだが、残念ながら閉まっていたのでまた来なければならないことが決まった。残念。俺的にはこの山には御朱印を頂きに来てるからね。

ここまで来たのだからこの写真は撮るしかない。武甲山頂上碑。




下山の方が楽だったな。
積み場にララ石を積む。







ララの健康を切に願う。

で、下山は結構あっという間。しかし、使う筋肉が違いすぎて膝に激痛が…

そして漸く一の鳥居に戻ってきたのだが、まああの工場地帯を歩くのか…と思いながら歩みを進める。
先程の喫煙所•公衆トイレの辺りでスマホの電波が入り始めたので、一か八かタクシー会社に連絡をする。
すると意外にもすんなりオッケー。そこに行くのに20分ほどかかりますよ、とのこと。全然オッケーだ。一服しながら待つ。

タクシーだとたった10分であった。一瞬。
あー、こんな道通ったなぁと思っていたら横瀬駅に着いた。

帰りの電車は接続がよく、待つことなく乗ることができた。もうクタクタである。
久しぶりの歩数にビビりながら家路についた。

しかし、今回の最大の目的は登拝して御朱印を頂くことであった。

リベンジが確定する。
いついけばいいのかいまいちよく分からないが、もう一度登ることに決めた。

次は確実に最初からタクシーを使おうと思う。