3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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本家 第一旭 @京都

2025-01-07 22:52:00 | 
20241228

長きに渡ってお送りしてきた奈良•京都の旅もこの記事で最後です。

長かったこの旅最後はやはりラーメンで締めたい。

毎回トライしようとはしてきたが、いつも時間的な制限により断念せざるを得なかったラーメンである。

そう、『第一旭』である。
『新福菜館』の隣にあるラーメン屋である。

新福菜館はこれまで何度も食べている。逆に京都に来て食べてない時の方が珍しいくらいだ。

逆に第一旭は一度もない。何故なら並んでいる人の列がヤバいからだ。いつも軽く今回は行けるんじゃないかという希望を打ち砕いてくる。

今回は京都駅に5時に着いた。
新幹線は6時45分発である。
1時間15分用意した。

5時くらいから並ぶ。

進まない…

今回は行けるだろうという気持ちとこれ無理かも…
という気持ちが交錯し続ける。

奥さんと6時までに入らなかったら今回は諦めようねって話をしていた。

で、実に1時間並んで、漸く食券を買える番になった時間は6時10分…

マジでギリギリのジャッジであった。

食券を買って渡したしまえばもう後戻りはできない。作ってもらって時間ないのでは許されない。

ギリギリのジャッジに運命を賭ける。

食べよう。

結果としてこのジャッジは成功した。

店に入れたのが6時15分頃。



ラーメンが運ばれてきたのが6時18分。

着丼!
これが今まで望み続けた第一旭のラーメンである。

既に割り箸を割ってスタンバイしていた。

周りが驚愕するくらいのスピードでラーメンを啜りまくる。美味い…
京都醤油ラーメンといえばここってネットでも書いてあった通りしっかりコクがある醤油スープだが全くくどくなく、ガンガン啜れる。奥さんも醤油ラーメンが好きでなんと俺よりも早く食べていた。

チャーシューの量も大満足の量なんだな。肉増しにしなくてもデフォで7枚くらい入っていた。肉に麺を挟んでスープと一気に啜る。美味過ぎる!

ラーメンが来てからなんと5分で食べ終わってしまった。

後ろに並んでいたカップルがいて、ほとんどラーメンが運ばれてきたのが同じタイミングだったのだが、向こうはこんな麺なんだねってにこやかに食べている中、もう立ち上がった俺らに驚愕していた。

いやぁ、食べれて良かったー!
やりたい事リストひとつ叶ったよ。

新幹線の時間まで残り15分。

駅までダッシュした。ラーメンが出てきそうであった。

しかも無駄にコインロッカーに荷物をしまっていて、更には仕事できていたので職場にお土産も買わなくてはならなかったが、バックパックに急いで不造作に荷物をぶち込み、目の前にあった京都限定ブラックサンダーを購入して、ホームに立ったのは5分前。

間に合ったぞ!

この先ずっと忘れられないラーメンになったよ。