3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

15年ぶりにらあめん花月嵐食べたら美味すぎた件

2024-08-05 13:14:00 | 
マジでどうでもいいに加え、標題で完結した日記。

実に15年振りにらあめん花月嵐でげんこつらあめんを食べた。

美味すぎた。

15年前の事は今でも覚えている。

今の奥さんと結婚する前だった。2人でイギリス、スコットランドを回った。

確か5泊くらいした覚えがある。

で、帰国日。

そろそろ欧州の食事に飽き、日本食に飢えに飢えていた。

成田空港から地元駅までのシャトルバスに乗り、3時間。

降りたらラーメンを食べようと2人で約束していたのだ。

そして、その駅で最初に見つけたラーメン屋がらあめん花月嵐だったのである。

狭いカウンターの後ろにバカでかいスーツケース押し込んで申し訳なかったのをありありと覚えている。

その時はめっちゃ美味かった。


そして、今、めっちゃ美味かった。


結論。

めっちゃ美味い。

何も変わってないだな、俺。

ジャン•ミッシェル•フォロン展 @東京ステーションギャラリー

2024-08-02 20:57:00 | 芸術
20240801

前々回の日記で蒙古タンメン中本の本店で蒙古タンメンを食べてきた日記を書いたが、この日は続きがある。

東京ステーションギャラリーでジャン•ミッシェル•フォロン展を見てきた。

前回、東京ステーションギャラリーでどうぶつ百景展を見たときに次の展示はジャン•ミッシェル•フォロン展だという事を知り、そのポスターに一発でやられた。これは行くしかないと。


東京ステーションギャラリーはもう3度目。1度目はみちのくいとしい仏展
2度目はどうぶつ百景展

そして今回。

ジャン•ミッシェル•フォロン。

実はこれまで知らなかったんだが…

めっちゃ好き。
なんで今まで触れてこなかったんだろうと思うほど。

シュールと可愛さと不思議が本当に上手いバランスで調和している絵なんだ。

ファンになってしまった。

今回は写真を撮ることができなかったので、ここには載せられないのだが、勿論図録は購入した。

シルクスクリーンってどんな手法なんだろう。シルバーのプレートにめっちゃビビットなカラーでTシャツのデザインみたいな絵がたくさんあったんだが、それがシルクスクリーンって手法なんだよね。

図録は勿論購入。
なんで今まで触れてこなかったんだろうと後悔するほどにドストライクの絵でした。


空想旅行案内人って肩書きもカッコよすぎだろ。

空想旅行に耽ることができた時間でした。



丸木美術館

2024-08-02 18:34:00 | 芸術
20240728

丸木美術館に行ってきた。

職場の方に教わるまで知らなかった。世の中には知らないことがたくさんあるのだと実感した。職場で話題が戦争のことになり広島の平和祈念公園に行った事があるという話題からこの名前が出てきた。

俺は恥ずかしながら丸木美術館を知らず、その同僚の方は、〝埼玉の川越の方にあるよ〟といっていたので「川越 美術館」で探していたが、なかなか見つからなかった。

そんな時、あるキーワードを入れたら一発で見たかったのだ。

原爆。


そう、この丸木美術館は『原爆の図』を展示してある美術館なのである。

そしてこれも行ってみて初めて知ったことなのだが、かの『広島のピカ』の作者の美術館であった。小学校の頃、図書室で一度は目にしたことがあろうあのインパクトのある絵本だ。

場所は埼玉の東松山。川越ではなかった。

カーナビで探してみると40分程で行けることが判明。思い立ったら直ぐにランドローバーを走らせた。

いつもの圏央道から関越へ。東松山で降りる前に狭山PAで腹を満たす。

埼玉よくばりセット。
しかも唐揚げを追加。肉肉しい食事に腹も満たされる。

東松山で降りてからは比較的近かった。10分ほど。

これから行くのは正直、万人受けする場所ではないと思う。鬱々として、禍々しく、悲惨な場所である。決して楽しいとか嬉しい気持ちになれる場所ではない。
そういう場所に俺はこれから行くのだ。


こんな場所にあるのかと疑問に思うほどに民家の脇の細い道を通って行く。本当にこの道で合っているのかなと思い始めた時に、それは見えた。



到着。
自然あふれる片田舎の小さな美術館。周りの佇まいからだとここに『原爆の図』が展示されているとは思えない程に、夏の緑が生い茂っていた。

俺はJAFの会員なので割引を受けて入場することができた。

順路は2階から。

2階の原爆の図は写真を自由に撮り、作者を明記すればSNSにも出すことができるそうなのだが、このブログにその写真を載せるのは辞めておく。

こんな俺のブログで見るよりも実際にここに訪れてみた方がいい気がするから。

ここは本当に独特な空気感がある美術館であった。

照明は薄暗く、ダークな色彩の原爆の図がぼわーっと浮かび上がっているのだ。

更に空調があまり効いていなく、じとっとした蒸し暑さが身体に纏わりつく。何もしなくとも原爆の図を見ているだけでじわりと汗が流れる。

更に、俺が行った時は貸切状態であった。館内はシーンとしている。

しかし、ひたすらに蝉の声だけがジーワジーワと繰り返されているのである。

これら全てが戦争を想起させるに足る条件が整っていた。
そんな独特な空間、空気があった。

特に蝉な声がね…
やはり夏の光景というのは戦争を思い出させるという側面もあるのだろうか。

誰もが無言になる、そんな美術館だった。

覚悟はしていたが…

『原爆の図』の図録を購入して帰路へ。





盛夏の緑と夏の空。

この美術館に入る前と出た後では見える景色は違って見えた。


帰りは高速乗る前に東松山の神社を訪問して御朱印を頂いた。

箭弓稲荷神社。
最初読めなかった。「やきゅういなり」と読む。

「やきゅう」とあるだけあって、ここは野球のご縁がある神社で、何処かのクラブチームが絵馬に書いていたな。

俺も野球少年の為に一つ野球守を購入した。怪我ないように渡そうかな。


拝殿の彫刻がとても見事であった。
重要文化財に指定されている。
龍、貘、山椒魚…

神社の前にはオシャレな茶屋が。

箭弓の森。
葛餅と煎餅を買った。

帰路へ。
ランドローバーの車内が偶然撮れてしまったが、中々いいと思ったので載せておく。

耳をすませば

2024-08-01 20:33:00 | 
20240726

半休という名の魔法を使い軽い旅に出た。

目的地は30分もかからずに辿り着けることを最近知った。

聖蹟桜ヶ丘。

再訪である。

この地名を見たらもうパッとあの映画が頭に浮かぶのは常識であろう。

そう、俺もあの映画にキュンとさせられ、拗らせた人間の一人なのである。
多分あの映画を観てから25年近い年月が過ぎ去っているが、俺は今でもあの映画のシーンを詳細に覚えている。
バイオリン職人になりたいと思ったほどである。 

ジブリの中で一番好きな映画は?と聞かれたら恥ずかしがりながらこう答える。

『耳をすませば』

だって好きなんだからしょうがないじゃないか。

とうい訳で仕事終わりに聖蹟桜ヶ丘駅まで向かった。

予め回るコースは調べておいた。当然、映画『耳をすませば』のロケ地巡りコースである。

駅に到着。まずは腹拵え。駅出てすぐの吉野家で牛タン牛皿御膳のライス特盛を平らげて準備は万端である。めちゃ美味かったな。

先ずは駅の近くにある『青春のポスト』を目指す。

発見!
これは有志で設置されたものらしい。実際に郵便物を送ることはできないが、自分の夢を綴った手紙を投函できるらしい。劇中に出てくる『地球屋』みたい。


その姿横には『耳をすませば』ウォーキングマップが。助かる。しかもご丁寧にウォーキングスタンプラリーの用紙は〇〇にありますとご丁寧に掲示されていた。俺がこれからやりたいことをご丁寧にも教えてくれているのだ。やっぱロケ地巡りに来る俺みたいな人多いんじゃないかな。



記念撮影。カバンと一緒に撮影。
中を覗いてみると…

こんな感じ!ムーンが倒れていた。可愛い。

バロン伯爵、こんにちは。


KEIOデパートの看板も作中に出てくるらしい。芸が細かい。
デパートのエレベーター前でスタンプラリーの用紙をゲットし、一つ目のスタンプ「聖蹟桜ヶ丘駅」を押すことができた。

そのままいろは坂を登って行く。途中のファミリーマートに第二のスタンプ「色は坂」があるので、これもすかさずゲット。

ここからは暫くはハイキングだ。いろは坂を登って行く。気温は倒れてもおかしくないほどに高い。汗が吹き出す。

途中こんなものが。かわいい。

徐々に景色が高くなって行く。この場所はこの高台になっている感じがいいよな。劇中でも坂の階段を駆け降りてるシーンはやはり頭に浮かぶ。

途中、坂が階段になってきたら、目的地はもうすぐである。

到着。ここが何処だかわかるだろうか。

金比羅宮。
普通の住宅街の中にひっそりとあった。

ここは杉村が雫に告白したシーンのあの神社である。

確かこんな画角だった気がする。
また見直さないとな…

金比羅宮を後にして、ゴールはもうすぐである。次の目的地に向けて更に歩みを進める。

金比羅宮から次の目的地までは歩いて500メートルくらい。
いよいよ最終目的地も近い。

てかこの辺りは高台になっており、景色が最高だった。何処を切り取っても絵になる。








この真夏っぽい雲がまたあの映画っぽくない?

そして…


遂に到着。桜ヶ丘ロータリー。

ここは映画で『地球屋』があったとされる場所。



確かに面影あるな。あの木々の奥に地球屋がありそうな感じ。
かつては地球屋のモデルになった店もあったらしいのだが、閉店してしまったそう。

しかし、ここには耳をすませばファンには堪らないスポットがあるのだ。



洋菓子店 ノア

因みにスタンプラリーの最終地点である桜ヶ丘ロータリーのスタンプはこの店の前に設置してある。


中に入って写真撮っていいか尋ねると快くOKを頂くことができた。


耳をすませばグッズが所狭しと。



また会いましたね、バロン伯爵。

このシャンデリアもいい感じ。

店で一番人気だという塩サブレをお土産に購入。あとあまりにも汗をかいたので、パイナップルカルピスを購入した。しかも現金がなくってカードも使えなかったので、すぐ近くにあった郵便局でお金をおろしたら全て新紙幣であった。店の人がびっくりしていた。

帰路。
耳をすませばとは関係ないのかもしれないが、多摩市はマンホールが可愛い。



ラスカル…

汗だくになり聖蹟桜ヶ丘駅に戻ってきた。

帰る前にせっかくだからと小野神社へ。駅から徒歩7分。聖蹟桜ヶ丘散歩最後に御朱印をいただいて帰ろう。

小野神社。
無事に参拝し、御朱印を頂くことができた。

帰りは京王線で分倍河原→武蔵野線で新秋津→西武線で帰路へ。
相当汗臭かったと思う。

頭の中ではカントリーロードが流れ続けていた。

蒙古タンメン中本 上板橋本店

2024-08-01 13:50:00 | 
20240801

盛夏のパインの日。
かねてよりやりたいことリストに鎮座していたらーめんをクリアした。

タイトル通り。食べてきた。

実は中本は地元の近くにもあるのだが、せっかくやりたいことリストに入れたのだから本店で食べてみたいと思ったのである。

ノリと食欲だけで向かったので、乗る線を間違えてしまった。上板橋って東上線なのか。駅の響きだけで三田線に乗ってしまった。何かありそうじゃない?

上板橋の駅からは徒歩1分というか目の前。

あの真っ赤な看板が目につく。



激暑の昼間に旨辛らーめん。抜かりなくハンドタオルを持参してある。噴き出る汗対策はバッチリである。


並び列先頭の景色。ワクワクする景色である。
丁度飯時の13時くらいだったが、平日ということもあり、殆ど並ばずに入ることができた。



入店!ドキドキ…

注文したメニューはやはり…




『蒙古タンメン』

やはりこれ。冷やしタンメンとか北極とかの選択肢もあったが、やっぱこれ。

麺は大盛りにして、クラッシュニンニクをトッピング。このニンニクの量がえげつなかった。さすが。

やはり美味い。美味すぎる。

中本蒙古タンメンあるあるだと思うのだが、最初はあの激辛麻婆豆腐をあまり混ぜないで食べているので、ん?全然辛くないなぅて思うのだが、麻婆豆腐の激辛餡がスープに溶け出すと本来の姿となる。

けど、本当に思った程は辛くなかったな。何かカップラーメンの中本の方が辛かったイメージ。まぁ、本物の方が美味いに決まってるけどね。

で、ニンニクの量がえげつない。マジで最後の方はニンニク味になるから。辛味とニンニクのダブルパンチ。なかなか攻撃的な味であった。ニンニク好きも納得のニンニク味になるよ。おすすめ!



店内の写真。流石本店、サインが所狭しと飾ってある。


ご馳走様でした!
次は地元の近くの中本も行こうかな。