就職活動がんばれ13

就職試験のうちの面接で、面接で評価が高かったのに、入社後に仕事ができないという社員がいるという読み物が散見されます。その理由に、求職者の面接スキルだけがあがっているからと。

その社員の能力ごと、得意不得意ごとに仕事の内容を調整するのが会社の社長と人事の仕事。新入社員や現場のイチ社員が心配する筋合いのものではありません。面接スキルが高いのはその新入社員の持ち味であって、会社がそれに気がついたら適材適所をすればいいだけのことです。

ただ、会社も社員も気にかけなければならないこと、それは一人ひとりがその会社が作っている製品やサービスが好きであること。そして詳しい、あるいは詳しくなろうとしていること。面接ではそれを見抜けばいし、志願者は自分の好きな製品やサービスを扱っている企業の門を叩けばいいのです。

就職活動している皆さん、インターネット上の読み物などを当てにせずに、就職活動を頑張りましょう。もちろん、この記事もインターネット上の読み物なので当てにせずに。

支離滅裂な文章とは

文章は頭の中のプリントアウトです。文章を読むと頭の中に詰まっている知識の質と量が簡単にわかります。さらにそれらをどう整理しているかもわかります。私の頭の中も、せいぜいこの文章のとおりです。

支離滅裂な文章とは、単一性と一貫性が取れていない文章のことです。
単一性とは、一つの段落で扱うトピックは唯一。
一貫性とは、段落内、段落間の考え方が一貫していること。

志望動機を問われたら、ひたすら志望動機について書くべし。
自己PRを問われたら、志望動機や他の項目との一貫性をとるべし。

面白いもので、これらは訓練すると身につきます。身につくということは頭の構造が変わるということです。頑張りましょう。

就職活動がんばれ⑫

エントリーシートの自己評定欄について

ここはクラブ活動やバイトの巣窟です。たいての学生はクラブ活動やバイトの話でここを埋尽くします。
クラブ活動やバイトの話で埋め尽くしてもいいし、勉強や研究の話で埋め尽くしてもいいし、どっちでも好きな方を選択してください。

たとえば

交際が広く浅い　①　②　③　④　交際が狭く深い
①から④を選ぶのですが、ここに例としてクラブ活動の話題を出したら、もちろん「狭い。」バンド活動であちこち歩いたといってももちろん「狭い」ではどれくらい狭いかと定量できるか、あるいは深いと定量できるか？とすれば、世界５　日本４　新潟県３　長岡市２　大学内１とか、自分で数値化しなければ、評定できるわけがない。ということで、ちゃんと評価基準を示してください。そして、自分はどれに当てはまるか実例を出して示してください。

そして、もっとも重要なことは「狭くて浅い」でも「狭くて深い」でも「広くて浅い」でも「広くて深い」でも、評定は何でもいいのです。「狭くて浅い」学生を落とすなど考えていません。自分を客観的に評定する術を知っているか、ここをみるわけです。

私はどうかなあ、と思うと葬式のときにどのような人々が何人集まるか開いてみるまで、つまり総決算を目で確かめて、それまで見てきた他人の葬式の参列者と比べるまで、自己評定などはできません。自分がどういう方々とどんな話題を共有しているか全部書きなさいと言われた方が書きやすいですね。要するに、入社試験における質問事項は、まだまだ洗練されなければならないと思います。学生に全力をださせる（人生かかっていますから）にしては、全体的に質問内容の選択が安易だと思います。

就職活動がんばれ11

自己PR。

ある学生は、ベースで音楽を演奏するのが好きです。ジャズが好きだそうです。
志望する会社名を私が聞いて、あなたジャズに興味がある?と問うたら、そういう答えでした。それはすごい話で、この志望する会社への自己PRはこれで行くことになりました。

どんな会社のエントリーシートの自己PR欄にも、趣味はジャズって書けばいいってもんでもありません。志望する会社をしっかり研究すると、決まっていくものです。

そして、やはりよりマッチングする会社を研究しながら探さないと行けないのです。

就職活動がんばれ⑩

志望動機とか自己PRの続きです。

志望動機。
前回のブログでおわかりの通り、その会社の扱っている製品やサービスが好きなら、それを軸に下書きしてみましょう。
次にそれが売上3大事業のどこに当たるか、書いてみましょう。その製品やサービスを下支えしている事業、あるいは発祥について書いてみましょう。
あとは、ある一点に徹底的に絞るか、3つくらいに分けて広く語るか自分で決めましょう。