斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

新潟日報本社の芸術

2015年10月31日 18時38分29秒 | 斎藤秀俊の着眼
10月30日に新潟市の新潟日報本社で行われた第68回新潟日報文化賞の授賞式に参加しました。

まず、1階のロビーにありました、モニュメントをじっくり見学。
モニュメントは佐渡市出身の宮田亮平先生(東京芸術大学長)が制作したもので、トキとイルカを組み合わせ、作品名は「ときめき」です。
写真に収めましたが、著作権の問題があるといけないので、作品をこちらにリンクします。イルカとトキの躍動感あふれる様子が印象的でした。

18階の会議室に案内されました。


新潟市内と新潟西港が一望できる部屋です。新潟西港側には、銅鑼(ドラ)が置いてありました。
これを鳴らすと幸せになるそうです。これも宮田先生の作だそうで、通常はドラは銅製なのですが、一枚の鉄から丁寧に打って作ったものだそうです。


いい音の出るドラにだけ、刻銘するとか。


宮田先生は、科学研究費で「歌舞伎銅鑼の形体と音響心理との関係についての研究 」(研究期間 2003年度~2004年度、研究分野 表象芸術、研究種目 基盤研究(C))のタイトルのご研究をされていました。その時の成果として、この大きさのドラで日本の音色が初めて出せるようになったそうです。

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水難学会指導員養成講習会受講者募集のお知らせです

2015年10月31日 08時22分56秒 | 水難・ういてまて
次の2件の受講者申し込みが、11月5日 午前6時から始まります。
このところ、早い時には1時間ほどで定員になりますので、お申し込みはインターネットにてお早めにお願いします。

2016/1/18(月) 第91回 静岡県三島市(中部地区)
2016/1/20(水) 第92回 山梨県南アルプス市(南関東地区)

詳細情報は、こちらです。

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大学にもクマが出るんだ

2015年10月30日 16時36分55秒 | 斎藤秀俊の着眼
クマの目撃情報がありました

 本学セコムホール付近で、10月27日深夜、熊らしき動物を見たとの目撃情報が寄せられましたので、ご注意ください。 特に、夜及び早朝の一人歩きは注意してください。 万が一、熊を発見した場合には、熊をできるだけ刺激しないよう注意し、静かにその場を立ち去るようにしてください。
 
熊を発見した場合は、身の安全を確保してから警察に連絡してください。

という連絡が回ってきました。

1.熊らしき
先日も九州で絶滅したはずのクマが目撃されるというニュースがあったが、二ホンアナグマではないかとの話もあり、玉石混合。大学の周辺では、タヌキはしょっちゅう出没するし、私も車で何度も追いかけた。

2.一人歩きに注意
二人でも三人でも、危険性は同じでないかい?

3.熊を刺激しないように
見て見ぬ振りがよいということであれば同調できる。そもそも、ニアミスしていて気が付かない例なんてごまんもあって、気が付かないから襲われていないともいえる。

4. 通報を受けて出動する警察官にできることは?
熊に対処する訓練メニューがキチンとあって、パトカーの警戒員が訓練を受けているのか。

こちらのホームページもなかなか突っ込みどころ満載です。そもそも動物相手なのでほんとうの答えなどないに等しく、でもみんな一生懸命考えているわけです。ついこの間までの水難に対する社会の認識がそんな状態でした。



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こちらもお気の毒

2015年10月30日 06時18分14秒 | 斎藤秀俊の着眼
この国は、安全と水はタダだといわれてきたのに。(実際はちがうが)

例1:千葉県小学校のプール水、大量流失 栓閉め忘れ18日間気付かず 438万円請求
給水口がプール満水時に水面下に潜る形状だったということがポイント。確かにこの手の構造は時々あります。それにしても18日間で438万円というのは、なんとも。


例2:埼玉県小学校のプール バルブ閉め忘れ…水196万円分流出 
冬場にシャワー配管などの破裂を防ぐための凍結防止用バルブを閉め忘れたまま元栓を開き、注水していた。流出した水はマンホールを通って浄化槽に流れ込むため、目視できなかった。これも見えない水ですね。


例3:バルブ閉め忘れ 230万円分の水流出 広島・庄原市のプール
こちらも水道管の冬場の凍結防止のため、使用しない時に水抜きバルブを開いて中の水を抜く仕組みで、これを閉め忘れてシャワーを通水。

これら何百万円は誰が支払うのか。まさか、現場の教員?送検されるよりはましか、それとも。。。
ほんとうにお気の毒です。こんなことが繰り返されると、ますますプールの授業は縮小されてしまいます。

だいたい、プールにひびが入って漏水しているところも、それなりにお金を使っているとのことです。これも水が漏れている。。。

公務員のコスト意識が低すぎ、などという批判もみますが、個人の攻撃ではなくて、人のミスを誘引しやすい構造のプールをそのまま放置せざるを得ない、教育コストの低さを批判しなければ始まりません。

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中国の一人っ子政策が廃止される

2015年10月29日 21時01分20秒 | 斎藤秀俊の着眼
1979年から30年以上続いてきた一人っ子政策が廃止され、すべての夫婦で2人までの子どもを持つことができるようになりました。

今までのいろいろな、諸々のことはなんだったんだろう。一人っ子(二人の場合も)の例外規定にあわせるために、あの手この手で、いろいろな手段で2人、3人と子どもを作ってきた人たちもいて、そんな中でいきなり、これから2人まで認めるという決定とは、いったいどういう意味を持つのだろう。

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