本日、東京において、dlc(ダイヤモンドライクカーボン)膜の国際標準規格作りの会議がありました。これは経済産業省の国際標準化事業で、平成21年度から3年計画で進められている事業です。本年度が最終年度です。企業、国研、大学にてdlc膜を手がけている専門家からなる集団で、いろいろな経緯があって、とりまとめをおおせつかっています。
3年間の集大成として、dlcの特性評価に関するISO(国際標準)提案をいよいよ来週ドイツ ベルリンで開催されるISO/TC107総会で行うことになっています。私は残念ながら入学試験後のもろもろのことをやらなければならずドイツにはいけませんが、たいへん優秀で信頼している方に提案説明をお願いしました。世界の関係者の前で、日本提案を行うということは大変なプレッシャーだと思います。
さまざまな工業製品や仕組みを国際標準にするということは、世界の経済や品物の流れを潤滑にするという点でたいへんよいことではありますが、国の戦略としては自国の得意な内容が含まれれば優位に立てるというメリットがあります。つまりISO提案とは不利になる国によっては宣戦布告とも捉えられるわけで、たいへんな緊張が走ります。
そういった意味でもっとも重要な提案を来年のISO/TC総会で行う予定です。そのためdlcに関係するもっと多くの国内企業の賛同と協力が必要です。ご興味のある会社はぜひ私宛にご連絡ください。情報がほしいという企業が3月には本学を多数訪問予定です。時間が許す限り面談の時間を作りますし、講演が必要であれば、大学・国研メンバーで手分けしてお話にあがります。
国際標準の規格作りは、閉鎖されたメンバーでやることはありません。参加したいという企業の参入を歓迎しています。
http://hts.nagaokaut.ac.jp/dlc/index.htm
3年間の集大成として、dlcの特性評価に関するISO(国際標準)提案をいよいよ来週ドイツ ベルリンで開催されるISO/TC107総会で行うことになっています。私は残念ながら入学試験後のもろもろのことをやらなければならずドイツにはいけませんが、たいへん優秀で信頼している方に提案説明をお願いしました。世界の関係者の前で、日本提案を行うということは大変なプレッシャーだと思います。
さまざまな工業製品や仕組みを国際標準にするということは、世界の経済や品物の流れを潤滑にするという点でたいへんよいことではありますが、国の戦略としては自国の得意な内容が含まれれば優位に立てるというメリットがあります。つまりISO提案とは不利になる国によっては宣戦布告とも捉えられるわけで、たいへんな緊張が走ります。
そういった意味でもっとも重要な提案を来年のISO/TC総会で行う予定です。そのためdlcに関係するもっと多くの国内企業の賛同と協力が必要です。ご興味のある会社はぜひ私宛にご連絡ください。情報がほしいという企業が3月には本学を多数訪問予定です。時間が許す限り面談の時間を作りますし、講演が必要であれば、大学・国研メンバーで手分けしてお話にあがります。
国際標準の規格作りは、閉鎖されたメンバーでやることはありません。参加したいという企業の参入を歓迎しています。
http://hts.nagaokaut.ac.jp/dlc/index.htm