今日は、ある放送局から、釣り中の転落事故にあわせて啓蒙番組を作りたいという相談がありました。海中転落したらもちろん浮いて待てということですが、救助がくるまでに浮きながらある程度流される場合があります。
そういうときには、上空から回転翼機が捜索に加わることが多いのですが、空からといっても浮いている人間をひとり探すのは容易ではありません。私も回転翼機に乗って上空から浮いている人を探したことがありますが、場所がわかっているから500m先くらいから発見できましたが、場所がわからなければ、いない所も探さないとならないので、いても見つけられない場合があります。とにかく救助に入る前の捜索が難しい。捜索のときには低くても100-200フィート(30mから60m)、ある程度の速度をつけて探すなら、500-1000フィート(150mから300m)くらいの高さからですから、へたするとスカイツリーの展望台から陸上の人をひとりずつチェックするような感じだと思ってください。
赤外線カメラを搭載している機体だと、それを使うこともあるそうです。海水の温度と体温の差がくっきりでるので、体温のあるものをより早く発見できるそうです。
要救助者の姿を追っていればいいというものでもありません。
海上とはいっても送電線のあるところがありますし、河川であれば当たり前に送電線があります。
航空隊に聞いたところでは、捜索・救助のときには、現場の送電線の位置を全部頭の中に入れて行うと話してくれました。過去には、瀬戸内海で海上保安庁の回転翼機が送電線にひっかかり、墜落した事故もありました。ちょうど送電線の話を高知県の航空隊から聞いた後だったので、びっくりした覚えがあります。
いずれにしても、転落したら海面から携帯やスマホ(もちろん防水パックに入れて)で119番あるは118番通報すれば、たいていは位置情報も送信されますので、ピンポイントで捜索してくれることになります。こういう機能で命がより確実に助かります。
そういうときには、上空から回転翼機が捜索に加わることが多いのですが、空からといっても浮いている人間をひとり探すのは容易ではありません。私も回転翼機に乗って上空から浮いている人を探したことがありますが、場所がわかっているから500m先くらいから発見できましたが、場所がわからなければ、いない所も探さないとならないので、いても見つけられない場合があります。とにかく救助に入る前の捜索が難しい。捜索のときには低くても100-200フィート(30mから60m)、ある程度の速度をつけて探すなら、500-1000フィート(150mから300m)くらいの高さからですから、へたするとスカイツリーの展望台から陸上の人をひとりずつチェックするような感じだと思ってください。
赤外線カメラを搭載している機体だと、それを使うこともあるそうです。海水の温度と体温の差がくっきりでるので、体温のあるものをより早く発見できるそうです。
要救助者の姿を追っていればいいというものでもありません。
海上とはいっても送電線のあるところがありますし、河川であれば当たり前に送電線があります。
航空隊に聞いたところでは、捜索・救助のときには、現場の送電線の位置を全部頭の中に入れて行うと話してくれました。過去には、瀬戸内海で海上保安庁の回転翼機が送電線にひっかかり、墜落した事故もありました。ちょうど送電線の話を高知県の航空隊から聞いた後だったので、びっくりした覚えがあります。
いずれにしても、転落したら海面から携帯やスマホ(もちろん防水パックに入れて)で119番あるは118番通報すれば、たいていは位置情報も送信されますので、ピンポイントで捜索してくれることになります。こういう機能で命がより確実に助かります。