斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

釧路に到着

2011年08月31日 20時33分02秒 | 高専訪問記
明日から釧路高専にお邪魔するために、釧路に到着しました。想像していたより蒸し暑いと思いました。明日からじっくりと釧路高専を探求したいと思います。

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明石高専訪問

2011年08月31日 14時23分44秒 | 高専訪問記
昨日は土山駅の隣にある魚住駅まで移動して駅のそばにある明石高専におじゃましました。明石高専でも、出張vos塾をおこないました。明石高専は駅から歩いて5分で移動がとても楽でした。正門に到着しましたら、植栽の手入れがたいへん行き届いていて、感心しました。


全国の高専の中でも屈指にはいる綺麗さです。

明石高専に到着してすぐに京兼校長先生にご挨拶にあがりました。京兼先生は高専機構の理事も兼任されていますので、機構本部役員会でもよくお会いしております。

早速講演準備をして、講演に入りました。今回は本学の姫野准教授も一緒です。姫行准教授は本学のトップリサーチャーのひとりです。ゼオライトでCO2を分離してそれを回収する技術を有しています。彼はその道の第一人者です。現在、日本学術振興会の若手向けの大型予算を使って研究しています。これを獲得すると、これまで実施してきた若手sの科研費を辞退しないといけないとか。それはそれでいいたいことがいっぱいありますが、それはおいておいて。姫野准教授の研究計画はその専門と遠い研究者が聴いても理解できます。もちろん相当高度な内容ですが、研究の組み立て方が上手です。昨日は、自分の研究内容のわかりやすい伝え方について講演しました。もちろんわかりやすくするためには、相当なブレインストーミングが必要で、そのようなテクニックも披露していました。


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現場をゆく

2011年08月30日 23時33分26秒 | 水難・ういてまて
本日は、お昼ごろ山陽本線土山駅を降りて、先月、3人の子供の命を奪ったため池を訪ずれました。現場はすぐにわかりました



合掌をしたあと、現場の検証をおこないました。道路と池の間のフェンスの高さは120cmくらいで、小学生なららくらく乗り越えられます。乗り越えたあと、陸を少し歩くと岸になります。じっと池をみていましたら、そこここからカメが泳いで集まってきました。こちらを興味深そうにみていました。そのカメをみているうちに、だんだんカメに近ずきたくなりました。


なにか、子供たちもこれくらいの軽い気持ちだったように感じました。過去の川や沼や池の水難において、特に西日本で、カメを見に行って水に落ちたという報道が目立つように感じています。東日本では、自然水域にカメをみにいくという文化がないように感じていますがいかがでしょうか。

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富山高専にて朝から講演

2011年08月29日 21時54分15秒 | 高専訪問記


本日は、午前中に富山高専本郷キャンパスにて出張vos塾と称する科研費を獲りにいく講習会を行いました。まず米田校長先生に過分なご紹介をいただきました。その中でvosの意味についてご説明いただきました。たいへんうれしく思いました

朝8時40分からの開始にもかかわらず本郷キャンバスの先生方30名弱と射水キャンパス(テレビ会議でつないだ)の先生方20名弱にお話しいたしました。




富山高専の先生方の名前と顔がだいぶー致するようになりました。今日は若手の石黒先生の名前と顔をしっかり憶えました。今日は前半で科研費を獲るのに必要な頭脳改革の手法についてお話しし、その手法をどのように実現するか、実習を行ないました。きっと申請書の書き方の講習ではないことがおわかりいただけたと思います。でもこれを実践できれば即効性をもって予算を獲得することが可能です。ひいては、自分がどのように社会に貢献できるのか、多くの人の意見をききながら設計するチャンスになります。

昨年、一足先に頭脳改革をおえた?大橋先生と、今年になって白羽の矢の立った石黒先生のお二人に実習をお願いしました。大橋先生はすでに今年の科研を獲得しています。あの内容であれば文句なしです。石黒先生はいろいろな助言をいただいたと思います。他の方より一歩先にふみだすことができたと思います。

ところで富山高専のとぶとり落とす勢いのT先生、さすが質問が的を得ていました。人に質問できるということは自問自答ができるということであり、実力そのものを発揮していると感心しました。

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植物由来素材を拡大

2011年08月28日 06時55分09秒 | 長岡技術科学大学の広報
今朝の日経新聞7面に記事がありました。
植物由来の素材から有機物、無機物、金属がとれます。地中や空気中から特定の元素を吸収し蓄えますので、場合によっては不純物の少ない素材がとれたりもします。自然に目的物が集まると言っても良いかもしれません。

本学の植物由来素材の研究を紹介します。
河原成元 天然ゴムを原料とした高機能材料の創製
政井英司 微生物機能を用いた木質系芳香族バイオマス資源からのプラスチック原料の開発
斎藤秀俊 高性能もみ殻活性炭

素材ではありませんが、植物由来といえばバイオマスがあります。
小笠原 渉 ホームページが分かりやすい http://bio.nagaokaut.ac.jp/~Ogasawaralab/index.html
福田雅夫 植物由来ポリマーの分解細菌の解析と利用
岡田宏文 木質バイオマスからのエタノール生産
山口隆司 排水処理リアクターを利用した難培養性深海底メタン生成菌の培養

こういう知識を付けるとどのような企業で活躍できるかというと、植物由来素材を拡大、をキーワードに検索すればよいのです。たとえば
日本コカ・コーラ
東洋紡
カネカ
日清紡
ソニー
帝人ファイバー
高砂香料
三井化学
三菱自動車
ユニチカ
などがかかってきます。




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