斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

何かが流れている

2010年07月31日 22時16分45秒 | 水難・ういてまて
和歌山の川でのことです。黄色い素材をまとった人が流れてきました。桃太郎か?
いやいや、これは服の素材の試験中で、立派な研究です。
詳細については、こちらへ
着衣泳のホームページ http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm

子どもの水難死の半数は川での溺水が原因です。現在の服の素材は気密性がよく空気を逃しません。さらに運動靴は水より軽くできていて、浮きます。われわれは浮力体を身に着けて生活しているようなものですから、水に落ちたら、背浮きをして、救助を待ちます。
これを着衣泳といいます。

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