斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

最高の記事です

2017年07月23日 10時33分51秒 | 水難・ういてまて
たまたま見つけました。

毎日新聞の伊賀版です。

夏休みの水難事故から身を守ろうと、名張市立百合が丘小(百合が丘東9)で、6年生86人が11日、服を着たまま体を浮かせる「着衣泳」を学んだ。
近年の異常気象などによる川や海での不測の事態に備えるため2年前から行っている。
水難学会(新潟県長岡市)の指導員でもある市消防本部の職員らが指導した。水に落ちた時はあお向けに浮いたまま救助を待つことや助けを求めて手を挙げたり、声を出したりしないこと、服や靴には浮力があるので脱ぐ必要はないことなどを説明。合言葉の「浮いて待て」を強調した。
児童らはTシャツやジーパン、ジャージー姿でプールに入り、最初は沈んでいたが、次第に大の字になって浮けるようになった。ペットボトルを腹に抱えて浮く練習もした。有薗優介さん(12)は「空を見るようにしたら、うまく浮けた。服や靴を利用できることは参考になった」と話した。【竹内之浩】

子どもたちが習ったこと、それを子どもがどうとらえたか、それらをきちんと伝えてありました。これだけのことを短時間の取材で得て、きちんとつなげることができたところにプロを感じました。