斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

仙台市の七北田川で小学生2人が流され近くにいた釣り人らが救助

2018年03月25日 23時02分39秒 | 斎藤秀俊の着眼
助かってよかったです。
現場の七北田川は、若いときによく橋を渡った川で、よく知っています。先日も出張の際にわたりました。

ニュースによれば、
小学生は3人で遊んでいて、1人が足を滑らせて川に転落し、助けようとした1人も流されてしまった
ということで、現場の映像を見る限り、堰堤斜面がため池斜面に見た構造をしています。

1人目が水に少し足を入れた瞬間に滑り落ち、助けようと入った子も滑り落ちたと考えられます。
140m流されて助けられたということですが、流れが0.5m/sだとすれば280秒かかります。つまり5分近く。

5分近く頑張っていて人工呼吸で助かった(このあたりは、精査する必要がありますが)ということからすると、落ちてからしばらくは呼吸ができていたのでしょう。
そのあたりにも生還のポイントがあります。とにかく頑張った。


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