斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

甲賀市の側溝水難

2018年05月08日 15時08分22秒 | 斎藤秀俊の着眼
5月7日、滋賀県甲賀市で、小学1年の女の子が大雨で増水した側溝に流され、搬送先の病院で亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

今回、なぜ流されたのだろうと、発端の調査をしてわかったのですが、坂道の側溝だったこと。斜面で流れを受けると、特に下流側をみるように立つと、あっという間にあしもとをすくわれます。

これは上流を向いて流れをうけるのでは想像できないほど、あっという間なのです。単なる激流だけでは浅いとそうそう流されないのですが、坂道の側溝で、側溝も斜面だとすれば、足を入れた瞬間に流されることになるでしょう。

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