斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

ヨット部体験航海1

2019年04月28日 19時33分15秒 | 斎藤秀俊の着眼
今日は朝早くから準備して、新入生を迎えて、ヨットの体験航海を実施しました。
船の準備ですが、次の通りに作業します。

①船体の外観確認を行い、船体の塗装剥がれ、ひびなどないか確認します。また係留もやいが外れていないか確認します。
②救命胴衣を着用し、わたり板をかけて乗船し、船内に入りエンジン回りの確認、ビルジの確認をします。
③シャフト緩め、燃料コックON、キングストンバルブON、電源ONの作業を行います。
④エンジンを始動します。エンジンが動いたら、冷却水の出方を2か所確認します。
⑤デッキ上では係留もやいを外していきます。もちろん仮もやいを2本確保したままです。仮もやいはバウライン(船首係留ロープ)とスターンライン(舶尾係留ロープ)の2本です。
⑥強風が吹いたとか、いろいろなアクシデントがあり得るので、ペラは常に作動できるように有資格者はヘルムに待機しています。もやいを外す間は、クラッチを外して、エンジン回転数を少し高めに設定します。

ここまで30分くらいかかるので、新入生が来るまえの1時間前にクルーは到着していることになります。

今回参加の新入生は8人、クルーは6名で、総勢14人の豪華航海となりました。因みに本船の定員は20名で、今回は本船就航以来もっとも人数の多い航海となりました。

新入生が到着して、まずは船内船外の説明を学生がおこないました。





いよいよ、出港です。今日の天候は曇り、風は穏やかなれど、波の高さ1.5mで少し高めです。
新入生は船酔いしないか?ここが最大の心配事でした。

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