斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

勝浦市守谷海水浴場で発生した40人の水難事故について

2019年08月12日 08時16分13秒 | 水難・ういてまて
40人が流されたとなると前代未聞レベルかもしれません。数人の手による救助ではとても間に合わない規模であり、よくほとんどの人を連れ戻して救助できたと思います。ライフセーバーはたいへんいい仕事をしたと思います。亡くなった方と助かった方の運命の分かれ道は何だったのか。海水浴場として適切なのか。いろいろな検証が今後必要かと思います。

勝浦湾の構造をみるとさながらミニ相模湾です。つまり相模湾で起こったことが勝浦湾で起こったということが十分考えられます。相模湾でたて続けて起こった水難事故と同じ時間帯にここでも水難事故がおこりました。
考えられるのは、小笠原諸島近海に停滞していた台風からの土用波です。昔からお盆の土用波に気をつけろと言い伝えられていて、やはりその通りだと思います。

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