斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

群馬高専訪問2

2013年08月02日 03時09分58秒 | 高専訪問記
群馬高専の構内図です。


左に池があるのがわかります。これが群馬高専の名物の正観寺沼(西湖)です。もともとからあったため池ですが、整備してビオトープ公園としています。この池を使って環境研究や環境教育をおこなっているばかりでなく、市民にも開放されています。


たいへんすばらしいビオトープです。これくらいの規模で、しかも野鳥の種類が豊富なものは高専にはそうそうありません。写真をいろいろと撮りましたがたいへん広く、それが伝わる一枚がなかなか撮れません。
  

宮里直樹先生に池の浚渫とその浚渫泥の処理に関する研究成果について説明していただきました。得られた泥の固体成分を凝集剤でいっきに沈降させる技術です。長野県のいくつかの池の浄化に応用中の技術だそうです。


この正観寺池には、正観寺川からふんだんに水が流れ込んでいます。そのためか地下水が豊富で、群馬高専では校内で使用する水は井戸水だそうです。今日はそれを飲み水としていただきたいと思います。
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