斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

津山高専訪問4

2013年07月23日 22時48分36秒 | 高専訪問記
写真の左は牛ロボットです。これは奇跡の子牛「元気くん」をモデルに勝央町からの依頼で津山高専が製作したものです。


http://www.tsuyama-ct.ac.jp/topimg/news110.htm


平成10年10月17日深夜から18日未明にかけ,岡山県東部を縦断した台風10号は,中型で並の勢力にもかかわらず,深刻な被害をもたらしました。岡山県内では,平成2年9月の台風19号(死者10名,床上・床下浸水家屋約8,000戸)以来の大災害で,津山市・吉井町・御津町・柵原町では,災害救助法)が適用されました。

この台風で吉井川流域の牛舎が決壊し、牛が流されたそうです。流された牛たちの中に,奇跡の生還を果たした子牛がいました。21頭のうち16頭は死亡,吉井川流域で救助された牛が4頭,海まで流されて生きていたのは子牛1頭だけだそうです。吉井川に投げ出された子牛は,3つの堰に落下し河口に辿りつたそうです。河口から無人島の黄島に流されてから90kmも漂流しました。まさに浮くものは救われるの結果に思いました。
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