今日は、X線回折の実務をじっくりと勉強しました。まず、小テストで、CsCl構造の[100]方向から見た透視図を答えてもらいました。そして、その図を使って、(100)回折が得られるか?(202)回折が得られるか、という問いをしました。CsClは単純立方格子なので、もちろん(100)回折は得られます。そして(202)回折は面が存在しないので、回折としては得られないはずです。それらの原理を透視図から説明できなければなりません。
実務でX線回折をとると、CsCl構造の(202)回折は得られます。なぜかというと、nλ=2dsinΘだからです。(101)回折の高次回折つまりn=2の回折が(202)回折の位置に出てきます。同じことでn=3, n=4で(303)や(404)も出現することになります。
単結晶回折法と粉末回折法とを勉強しました。単結晶の場合には、得られるはずのすべての回折が得られるわけではありません。試料台に平行の関係にある面からしか回折が得られません。
来週の試験に向けて、CsCl、NaCl、fcc, bcc, ダイヤモンド、閃亜鉛鉱、ペロブスカイト、ホタル石の構造はしっかりと頭に叩き込んできて下さい。もちろん、放射性崩壊、電子配置、波動関数も重要です。
2年生の基礎無機化学も本日最後の講義でした。来週、試験になります。
ダイヤモンドの熱伝導率がなぜ高いのか?しっかりと勉強するとなるほど、合点がいったと思います。白リン、赤リン、黒リンの構造上の違いについて、理解できたでしょうか。酸化アルミニウム(アルミナ)の別名はコランダムで、コランダムにある元素を添加するとルビーやサファイアになります。ある元素とはなんでしょうか。
Liイオン電池の構造はたいへん重要です。そのほか、重要な事項については本日講義中に話した通りです。来週の試験までにしっかりと勉強してきて下さい。
実務でX線回折をとると、CsCl構造の(202)回折は得られます。なぜかというと、nλ=2dsinΘだからです。(101)回折の高次回折つまりn=2の回折が(202)回折の位置に出てきます。同じことでn=3, n=4で(303)や(404)も出現することになります。
単結晶回折法と粉末回折法とを勉強しました。単結晶の場合には、得られるはずのすべての回折が得られるわけではありません。試料台に平行の関係にある面からしか回折が得られません。
来週の試験に向けて、CsCl、NaCl、fcc, bcc, ダイヤモンド、閃亜鉛鉱、ペロブスカイト、ホタル石の構造はしっかりと頭に叩き込んできて下さい。もちろん、放射性崩壊、電子配置、波動関数も重要です。
2年生の基礎無機化学も本日最後の講義でした。来週、試験になります。
ダイヤモンドの熱伝導率がなぜ高いのか?しっかりと勉強するとなるほど、合点がいったと思います。白リン、赤リン、黒リンの構造上の違いについて、理解できたでしょうか。酸化アルミニウム(アルミナ)の別名はコランダムで、コランダムにある元素を添加するとルビーやサファイアになります。ある元素とはなんでしょうか。
Liイオン電池の構造はたいへん重要です。そのほか、重要な事項については本日講義中に話した通りです。来週の試験までにしっかりと勉強してきて下さい。