狸小路の羆剥製…

狸小路で見かけた羆剥製の勇ましさ…
しかしこれだけ長々北海道にいると
ちょっと羆に飽きてきた感が
無きにしもあらずと言ったところか…

でもそんな羆さんも
絶滅危惧の警鐘が鳴る獣なんスよね…

昔は北海道の九割がその
生息地域だったそうで御座いますが
その後人間居住地拡大に伴い
年間500から800頭とかを闇に葬った
そんな時代がありけりだそうザンス…

現在羆生息は2000頭前後のそこそこ
だから本当は
剥製好きじゃないんスよね…

詰め物されて立たされ続けてる
動物達のその横顔って
悲しいと思った事は御座いませんか…

僕はごく最近思うようになりました…

下駄フィギュア…

ちょっと！いくら何でも下駄ってあんた！
それじゃあ浅田真央ちゃんでも無理無理だわさ…

北海道下駄フィギュア協会会員募集中で御座い～

旅のアイヌ語(拾四)…

さてさて今回は
色々な色の特集なんで御座いますが
驚きまくった事に
アイヌ語の色の表現はななななんと
たったの四色ポッキリジャスト…

基本色の六色に満たないってえのが
くりびつドンキーですよね…

因みに黒っちい色全般が「クンネ」
そして白っぽい系統の色が「レタル」
ほんで赤い感じは全て「フレ」
それと緑や青的なのが「シウニン」…

するってえと
ワインレットとか桃色吐息は「フレ」
メタルブルーやライムグリーンは
全て「シウニン」となる…

でも例えば青白いとかはどうすんだ？
あと、肝臓悪い人の顔とかも
「赤黒い」とかいう微妙な表現法を
使ったりしますからねぇ…

といったところで
今日も煮え切らぬうちにお別れです…

不器用…

かつてアイヌ民族の男達は
マキリとよばれる小刀ひとつで
様々なものを彫ったと言われる…

そんな話を聞く度に
小学校の版画授業で貫いちった
自分の左手親指の傷を
思い出しちゃったりなんかする…

人間様の皮膚の下を眺めたのは
あの時が
生まれて初めてだったんスけど
全然痛くなかったんですよねぇ…

そんで廊下に血を垂らしながら
独りで保健室に歩いていった
そんな薄気味悪いだけの
思い出でしかないんですけどね…

自分、不器用ですから…

チヂミ…

それは言うほど縮まないし
かといって伸びる訳でも無い…

野比のび太～知地ちぢ美～