世の中が混迷してくると、思い出すのが『ガープの世界』という映画。
舞台はアメリカだから、社会の根っこにキリスト教があるんだなと思いつつ、描かれてる世界はあられもない事ばかりです。
こんなことも映画になるのねと、そわそわしてしまうような性にまつわる話ともつき合うことになります。
と言っても劇中に出てくる女性の人権団体らしき人々は真剣だしね。
その先頭に立つのが主人公の母親で、女手一つで息子である主人公を育てた方でもあります。
その団体の一人にプーという女性がいて、ガープの様子を陰からずーっと見てるような方でね。
最後は主人公のガープを銃で撃ってしまうんですが。
プーにガープが何をしたというのでしょうか。
なんでガープがプーに撃たれなきゃならないんだと思いながらも、そういう世界に生きてるんだなと思いながら映画は終わるわけです。
ここは日本ですが、こないだは森喜朗の発言を女性蔑視とでっちあげて、集団リンチで辞任に追い込んだでしょ。
今度は佐々木宏が辞任に追い込まれました。
理由が阿保らしい。
スタッフとのアイデア出しの時に、バカバカしくて脚下されたアイデアが女性蔑視で許せん!というわけだ。
バカバカしい話をスタッフとするのも監視されるのか?
東京オリンピック中止派にも、『ガープの世界』のプーみたいな人がいるのかね。
そういえば、コロナ禍でもプーみたいなのがいるなあ。
いやそれは『カッコウの巣の上で』に出てくる精神病院の院長か。
マスク警察というのがいたけど、あれもプーじゃないか?
話は飛ぶけど、皇室バッシングをする奴もプーだろう。
という事は、プーというのは女性に限らないということだ。
橋本聖子の酒癖をネチネチ言ったりとかさ。
男のプーか。