近頃、統一協会のことが話題として取り上げられる度に、僕の二十代の頃が思い出される。
搾取なんて言葉を知ったのもその頃だ。
統一協会を辞めて会社で寝泊りしながら仕事をしていた僕に友人が、「お前、搾取されてるぞ」と言うのだ。
そいつは僕から小銭をちょろまかした奴だったけど、自分が気づかない事を人から言われると、ちょっとだけ恥ずかしくなる。
自業自得で会社に寝泊りするような暮らしになったけど、統一協会から解放されて毎日がハッピーだったので、全く不満もなかったしね。
統一協会にいた時のことを思えば、気が向かない作品でも絵が描けだ方がいい。
搾取されてるかどうかは、今もあまり重要な事ではない。
なんてったって家で一人でいる時は、うっとりするような悪魔を描こうが、興奮する地獄を描こうが自由だからさ。
そういえば、協会の支部長の説教でこんな事を言ってました。
「たとえお父様(文鮮明)が詐欺師でも私はついていく」
もう、支部長はすっかり心酔しちゃってるのね。
きっと安倍晋三に心酔してる人たちもも同じだろうな。
だから「詐欺師だ」「嘘つきだ」と言っても信者の耳には他人の屁みたいなものでさ。
だからプーチン大統領のウクライナへの侵略を擁護するような権威主義の男系固執派みたいなのも出てくるわけだ。
男系固執派は、プーチンに心酔してるからな。
ところでコロナ騒動で海外の情報に感染してる奴らはなんなんだろう。
もしかして、恐怖信仰ってやつじゃないか?
話しは戻りますが。
「搾取」を教えてくれた友人は、いまアニメ監督で頑張ってるよ。