「ミドリウシシシイバセイボ」ってなんだったかな。
探してみたけど見つからないんだよ。
虫の名前だったような気がするんだ。
子供の頃にその名前を見つけて、「なんだこりゃあ」と言いながら笑ったんだけど、夢だったのかな。
笑ったことだけはっきりと憶えているけれど、肝心なミドリウシシシイバセイボの姿や形が記憶にない。
やっぱりこれは夢だったのだろう。
しかし、竹内久美子は現実にいる。
竹内が皇統は男のY染色体で繋がってきたと言わなければ、おそらく彼女の名前も一生知ることはなかったかもしれない。
それを「失礼だからやめておきなさい」と言う人がチャンネル桜の人たちの中にはいなかったのだろう。
男系固執派は、竹内が大発見でもしたように持ち上げた。
そんなものにでも飛びつきたくなるぐらい、男系固執派はピンチだったのだろう。
自分の男尊女卑を正当化するには、なんとしても男系は伝統と言い張るしかない。
男尊女卑は因習でしかないのだから。
それを支えていた側室はすでにない。
しかしY染色体が男系を繋いできたと言えば、まるで科学的に説得力があるようじゃないか。
Y染色体でずーっとずーっと繋がってきたのだと。
昔の人はY染色体なんて知らないけれど、本能で気付いていたのだと竹内は熱弁する。
人類の祖先が本能で繋いできたY染色体。
それと皇統とどう関係あるの?