目の前に扉があったとする。
押せば開くと思って押してみたけれど開かない。
手前に引っ張れば開くだろうか。
引っ張ってみたけど開かない。
「そうか」と思って横にスライドしてみたら開いた。
しかし焦るとなかなかこうはならない。
押しても引いても開かないと、鍵がかかってるのだろかと思ってしまう。
パニック状態だと扉を蹴飛ばして、扉を壊してしまうかもしれない。
思い込みとはそんなものではないだろうか。
扉を壊してから気づいても遅い。
扉はしゃべらないしな。
扉は押したり引いたりして開けるものだから、横にスライドするなどありえないと冷静に言う人がいたとしたら、目の前でスライドして開けて見せた方が親切だろう。
しかしスライドして開けて見せても、「それは扉じゃない」と言ってきたらどうしたらいいだろうか。
そう思い込んでる人に、「これは引き戸というものでして」と説明するか。
「そうか引き戸か」と素直に理解してくれたらいいけれど。
「オレは引き戸なんて認めないよ!」
なんていう奴はいないけどさ。
だんだん話が現実離れしていくので、この話はこの辺で。
現実離れというと、シナ男系主義もそう。
男系のみで皇位継承できたのは、側室があった昔のことだ。
自分は男尊女卑ではないという顔をしながら、なぜ男系のみの継承を伝統だと言ってゴリ押しするのか。
そのくせ「側室を復活しろ」とは言わない。
男系のみの継承が行き詰まるのは当たり前じゃないか。
男系でなきゃ嫌だと屁理屈をこねた途端に、みんな男尊女卑丸出しになる。
施光恒もそう。
なぜ現代に側室がなくなったのかを考えろよな。