日本映像ソフト協会は、2日、2009年の映像ソフト出荷額が
08年比で4.5%減の2750億円と発表し、新聞では、不況と
娯楽の多様化に加え、PC,TV向けのインターネット配信サービス
の普及で、視聴媒体先の増を唱え、パナソニックやソニーなどが
今年投入する3D(3次元)テレビを機に3D映像ソフトの普及で
市場の活性化に期待感があると報道。
日経は、1月31日で一面を使い、3Dテレビの特集記事を
組んでいる。
2009年が3D映画元年なら、3Dテレビ元年が2010年
としている。
映像文化に関わっている私も、ここまで、急速に3D映像が話題に
なり、ブームになるとは、想定外の動きである。
ご存知のように、立体映像として「アナグリフ方式」の映画を、
赤と青のレンズで観る技術は、既にあったが、いまの3D表示技術の
進展は、目に見張るものがある。
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(前回と同様、投稿記事とは無関係だが、有るすれば、3D映像が昇る?かな!)
ジェームス・キャメロン監督は、この3D表示技術に、特撮制作現場で培ってきた
VFX技術を融合させ、映像化を成功させたわけである。
さらに、凄いのは3D映画をとりまく環境を重んじたとこにある。
それは、3Dシアターという映画館の普及化である。
言い換えると、3D映像というソフトと3D上映可能なシアターというハード、
それに、高品質な映像を求める(目が肥えた)観客性の増加が、巧く結合した
結果であるし、彼は、その時を待ち、勝負に出たのである。
ああ、偉大なる監督であり、映画プロデューサーである
ジェームス・キャメロン氏に脱帽である。
★既に完売の「アバター」パンフ600円は、数多く出版されている、雑誌・単行本
は、あるが、映像テクノロジーに興味があるひとにも、絶対的に得するパンフとなって
いるので、一読の価値あり。
最後まで観よう!
最後に、映画観客者の皆さんへの苦言です。
私のブログを訪れる人はいないと、思うが、 上映内容が終わり、スタッフロールが
流れ出すと帰る人の多さである。(エンディング音楽が流れているのにもかかわらず)
前から、つねづね思っていたが、あまりの多さに怒りすら感じるこの頃である。
映画は、多くの制作現場のスタッフ、キャスト、協力者、社で製作、制作されている
作品です。とりわけ、制作現場は、裏方含め、多大な労力を費やし、創作しています。
映画は、洋画邦画を問わず、監督だけ、俳優さんだけで、創られていません。
ひとりひとりの才能が結集して、一作品が完成するものです。
「お疲れ様」の気持ちをもって、スタッフロールを最後まで、
洋画の場合は、翻訳者まで、観てほしいものです。
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