首都圏では、デジタルサイネ-ジは多く観られるとのこと、
それは、サイネージの実証実験フィールドが、
交通機関、都内の名所等で数多く展開されているかも
しれないが、やはり、TOKYOからである。
「地域からの展開 福岡街メディア」
しかし、昨年から、精力的に「実証実験」を開始している地域がある。
ヤフーとCOMELと連携し、「福岡街メディア」と称し、2009年
4月1日から7月31日までに、500以上の端末を設置し、
「Yahoo JAPAN」で展開しているコンテンツと広告を配信し、
視聴者の属性、コンテンツの視認性を計測している。
インターネットとデジタルサイネージの効果的な連携手法の会得のためで
あった。
「実証実験」の内容と結果にかんしては、
ITmediaサイト
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0910/05/news010.html
に、詳細にレポートされている。
また、地域に密着したデジタルサイネージの姿として、
「福岡県の警察や商店街、デジタルサイネージに防犯情報を配信」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0906/03/news070.html
の記事も掲載されている。
そして、
2010年、2月1日、ヤフーとCOMELが業務・資本提携と発表し
デジタルサイネージ事業の強化を図るとしている。
時を前にして、1月28日には、NTTグループがデジタルサイネージの
ソリューションブランド「ひかりサイネージ」を発表。
パートナーとして、PDC,丸紅、ニューフォリアで、販売を開始した。
大手のNTTグループがデジタルサイネージ事業に踏み切ったことで、
論議をかもしはじめている。
いずれにせよ、新情報メディア「デジタルサイネージ」は、いま、
羽ばたったのである。
(写真は、2008年11月29日撮影の福岡市地下鉄天神駅の電照広告)
この風景が、ディスプレイ化と動的コンテンツとなるのも、そう遠くはないはずである。
(写真は、2010年3月15日撮影のJR博多駅内の博多駅なび DNP製)
来年の開通に向けて改装工事が進む博多駅に、静かに立つ駅なび(タッチパネル式)
周辺にあるパネル式の広告群とともに、2011年には、どんな姿で、現れるのか
楽しみである。
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