松浦からFUKUOKAへ

流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

デジタルサイネージの行方 (5)

2010年03月21日 13時15分21秒 | ITビジネス(コンテンツビジネス中心に)


首都圏では、デジタルサイネ-ジは多く観られるとのこと、

それは、サイネージの実証実験フィールドが、

交通機関、都内の名所等で数多く展開されているかも

しれないが、やはり、TOKYOからである。


「地域からの展開  福岡街メディア」


しかし、昨年から、精力的に「実証実験」を開始している地域がある。

ヤフーとCOMELと連携し、「福岡街メディア」と称し、2009年

4月1日から7月31日までに、500以上の端末を設置し、

「Yahoo JAPAN」で展開しているコンテンツと広告を配信し、

視聴者の属性、コンテンツの視認性を計測している。

インターネットとデジタルサイネージの効果的な連携手法の会得のためで

あった。

「実証実験」の内容と結果にかんしては、

ITmediaサイト

http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0910/05/news010.html

に、詳細にレポートされている。

また、地域に密着したデジタルサイネージの姿として、

「福岡県の警察や商店街、デジタルサイネージに防犯情報を配信」

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0906/03/news070.html

の記事も掲載されている。


そして、

2010年、2月1日、ヤフーとCOMELが業務・資本提携と発表し

デジタルサイネージ事業の強化を図るとしている。


時を前にして、1月28日には、NTTグループがデジタルサイネージの

ソリューションブランド「ひかりサイネージ」を発表。

パートナーとして、PDC,丸紅、ニューフォリアで、販売を開始した。


大手のNTTグループがデジタルサイネージ事業に踏み切ったことで、

論議をかもしはじめている。

いずれにせよ、新情報メディア「デジタルサイネージ」は、いま、

羽ばたったのである。




(写真は、2008年11月29日撮影の福岡市地下鉄天神駅の電照広告)

この風景が、ディスプレイ化と動的コンテンツとなるのも、そう遠くはないはずである。





(写真は、2010年3月15日撮影のJR博多駅内の博多駅なび DNP製)


来年の開通に向けて改装工事が進む博多駅に、静かに立つ駅なび(タッチパネル式)

周辺にあるパネル式の広告群とともに、2011年には、どんな姿で、現れるのか

楽しみである。





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