松浦からFUKUOKAへ

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☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

労働組合って何なのか!

2011年11月06日 12時26分04秒 | 我国の政治
5日の西日本新聞の三面の見出し(九電九州考)

「九電労組 九州に15議員」

原発事業地方とのパイプ役

活動資金、選挙支える


「生活者や労働者の声を地方政治に届ける役割を担う一方、

原子力行政に関しては推進の立場での発言が目を引く、

そして、地方議会と九電をとをつなぐパイプ役として、

電力事業を後押しする役割が垣間見える。と記事にしてる。



(画像クリック拡大)

そう、これが、全ての組合(単産)とは、言わないが、

連合に結集している大きな労組の実状ともいえる。

いわゆる企業内労働組合の限界であり、現在の日本労働運動の弱さである。

本来、労働組合は、組合員の経済的諸条件、とりわけ賃金を始めとした

労働条件の向上を第一義に捉え、前進してきた。

その組合が力を持ってくると、

支配階級、会社、経営者、マスメディアは

一斉に思想攻撃をかけ、

「企業あっての労働組合」、「雇用か失業?」を迫り、

御用学者・マスコミ・メディア達を活用し、眠りから覚めぬ、労働者を育成し続けたのである。

経済的要求は、当然、企業内での限界を超え、政治的要求へと発展していく

そのため、

第2弾として、「イデオロギー排除」、「階級的メッセージを死語へ」

その甲斐あって、

若者たちは、「階級的イデオロギー」の言葉がでると、

やばいという(ここでは、恐ろしいの意味)

言葉がでてきたのである。

この経験は10年前の事実である。

失われた20年のなかで、人間として、働くものとして、

大切なものが、歴史の隅に置かれ、

そして、3月11日を迎えたのである。




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