木・うんちく

木材と人間の関わりを考えて思うままに・・・

106. 父から子供達に伝える日本の歴史その5:台湾の親日、韓国の反日の理由

2016-02-18 19:24:05 | ウッドデッキ
台湾と韓国は日本に同じように併合されたのに、なぜ台湾は親日で韓国は反日なのかと不思議に思わないかい。
台湾も韓国も日本に併合され、どちらの国も同じように日本は多額の援助と投資をして
国のインフラを整備し衛生環境を整え、教育制度を充実したが、
戦後はどちらも独立したにも関わらず、台湾は日本に感謝し親日の国になったが、
韓国は日本を恨んで反日の国になった。この理由は二つある。

一つは、台湾の場合、日本に対して反抗しても、元々の文化が日本に対する優越感や他社を排除するようなものがなかったから、
素直に、日本の統治政策の良さが認識されたこととがある。
二つ目は、戦後、日本と入れ替わってやってきた中国国民政府(中国本土で共産党に負けて、台湾にやってきた蒋介石の率いる党)が、
それまでの日本の統治とはあまりにも違うひどい統治政策(賄賂を取ったり暴力で押さえつけたり)をし、
さらに当時の知識階級や政府に反対する勢力を大虐殺をして、徹底的な弾圧をしたので、
台湾の人達が、日本の統治時代は良かったと実感したところだろうね。

これに対して韓国や北朝鮮の場合は、中国の次に偉いのは自分達だと言う小中華思想があって、
格下の日本よりも何もかもが遅れていたと言うことにすごくプライドを傷つけられたので、
戦後は何もかも悪いことは日本のせい。良いことは自分の功績にせざるを得なかった。
特に、自分達の国が国としての能力の欠如していたことを正当化するために、
日本を絶対悪としなければならないから、歴史は改造・捏造せざるをえなくなったと言うことだ。
その国の歴史と言うのはある程度は自分に有利にするのは仕方がないが、
韓国や北朝鮮の場合はあまりにそれをやり過ぎたために、歴史なのかファンタジーなのかが分からなくなってしまった。

隣に中国と言う強大な国があって、自分達を守るためには中国に従属しなければならない事情があったにせよ、
自分達のメンツやプライドを守るために歴史をファンタジーにしてしまうのはやりすぎだね。

もし韓国も戦後、台湾と同じように中国国民党に占領されていたら、
日本統治時代とのあまりの差に驚いて、韓国はもっと親日になっていたと思うが、
これらが戦後台湾と韓国が親日となるか反日となるかの差だね。

お父さんは、イギリスとアメリカのように、本国と植民地であったものが、
今ではお互いを尊敬し、助け合えるような国同士になるように、
日本も韓国や台湾とそのような関係になれば、これほど良いことはないと思っているが、
理想どおりに行かないのが歴史や外交だな。
コメント
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