ゆっくり行きましょう

気ままに生活してるシニアの残日録

亀戸「珈琲と音楽クレシェンド」にて

2024年09月25日 | カフェ・喫茶店

この日は午後から「ティアラこうとう」にクラシック音楽の公演を聴きに行くことになっており、その前にどこか近くの喫茶店を開拓しようと探してみたら、亀戸駅の近くに「クレシェンド」という音楽喫茶があるのを見つけた、駅から歩いて7分くらい

事前にGoogleマップで調べると、店内の写真があり、そこには本格的なオーディオ装置があり、おいしい珈琲と音楽を聴かせる喫茶店らしいので一度訪問してみたくなった

午後1時半くらいに到着、あとの予定が控えているので30分か40分くらいしかいられないが、よかったらまた来ようと思って店に入った、先客は若干名、店内はかなり広い、右側にカウンター、正面にいろんな種類のスピーカーがずらりと置いてある、LPとCD両方をかけられるようだ

暑い日だったので、アイスコーヒー550円を注文、しばし待っていると、店主が豆を挽き、抽出している、作り置きではなく本格的な珈琲を提供しようとしている店だとわかる、従って出てくるまで若干時間がかかる、そして、テーブルには「ケーキ類の持ち込みOK」とめずらしい掲示がしてあるのに驚いた

他の客を見ていると、会話は自由、かかっている音楽は、例のShazamで調べるとクラシック音楽やジャズではなく、フランスのイージー・リスニング界の巨匠フランク・プウルセルという作曲家のSoleadoというアルバムだった

珈琲を運んできてくれた店主とちょっと話をすると、クラシック音楽喫茶やジャズ喫茶とよく間違えられるとのこと、自分はそちらにはあまり興味がなく、オールディーズという古い音楽が好きだという、ベンチャーズなどが好きだとのこと、しかし、クラシックやジャズのアルバムもあるので希望があればかけますよ、とのこと、なんでもいいと言うと、ドボルザークの交響曲8番をかけてくれた、客は私一人になったのでサービスでしょう

帰りがけにもちょっと話をすると、店主はオーディオ装置を自分でいろいろいじるのが好きだとのこと、趣味が高じてリタイア後の商売になったのかもしれないが、ちょっと商店街からは外れているし、お客さんがいっぱい入っているようでもないし、出すのはコーヒーだけのようだから、もともとあまり商売っ気がないようだ、きっと金には困っていなくて、趣味でオーディオをやって他の人にもその音楽を聴かせたい、オーディオを見せたいということかもしれないな、と思った

あとの予定があるため時間があまりとれなかったのが残念だが、帰宅してからこの店のホームページがあるのに気づき見てみると(⇒こちら)、店主のオーディオや音楽にかける思いがいっぱい綴ってあり、興味をひかれた、また行ってみたくなった

ご馳走様でした、また来ます