都心に出かけて昼食時となったので、今日は水道橋駅近くの猿楽町の老舗蕎麦屋「浅野屋」に行ってみた。初めてだ。入ってみると4人掛けのテーブルが10個くらいある縦長の店だ。メニューを見て暖かい天ぷら蕎麦を注文、1,050円は安いほうだろう。
食べてみるとおいしい、天ぷらは大きな海老が一本のっており、しなちく一切れと茹でたほうれん草が添えてある。つゆは東京の濃い醤油味だ。蕎麦の量は多くも少なくもなく、感じとしてはもう少し量が多いと良いと思った。ランチメニューだろうか蕎麦と海老天丼などのセットメニューがあったが、そちらの方が良かったかもしれない。
さて、この浅野屋であるが同名の店が神田にもある。猿楽町の浅野屋は神田浅野屋ののれん分けだそうだ。店に入ったとき、神田の浅野屋と室内の間取りが全くと言っていいほど同じなので何か既視感があった。間違えて前に行った神田浅野屋にまた来てしまったかと思った。
最近、テレビで「ウオーキングのひむ太郎」という番組があり、お笑いタレントのバナナマン日村氏が街歩きし、途中で蕎麦屋に寄ってかき揚げ蕎麦などをほおばるのだ、みてるとこれが実に旨そうに食うので今日は蕎麦屋に来てみようという気になった次第である。立ち寄る蕎麦屋は老舗だけでなく、大手のチェーン店のことも多い。いずれにしても蕎麦は日本文化であり、老舗・大手チェーン・個人経営店がそれぞれ特色を出し棲み分け、いつまでも残ってほしいものだ。
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