丸顔小太りの女と中肉中背の二人の女が
求人欄を見ながら喋っていた。
『なんかいいバイトないかなあ』
『これなんかどう』
『うん時給もいいし、場所も便利だし』
『あっだめ。だ。やっぱり』
と小太りの女
『なんで? 』
『あたし丸顔だし』
『丸顔?』と中肉中背。
『ほらここ、ほそおもて。ってかいてあるじゃん』
『どれ~?ほそおもて?…細面
…委細面談(-.-;)ってか。』
\(`O´θ/キック!
フンドーキン醤油株式会社の秋のキャンペーンの広告で、145杯の味噌汁の
写真を保存版にして、どれから作ろうか悩んだ末、たたき山芋と油揚げの味噌汁と
ゴマ豆腐と枝豆とみょうがの味噌汁と焼きアナゴと梅の味噌汁の三つをチョイス
したものの、レンコンチップとじゃがたま味噌汁も捨てがたいと悩むるるです。
最近道を歩くときに、高い建物があるとついつい上を見上げて、何も落ちて来ない
か、確認してしまうのです、というのも数ヶ月前、近くのマンションが改修工事で
足場を組んだ状態のすぐ横の道を歩いていたとき、上から鋼製の足場板が、私の
至近距離1m圏内に、がんがらがっしゃーんと落ちてきたのです、音にびっくりして
そのあと背筋が寒くなって、しばらくして腹が立ってきたのですが、先を急いで
いたので工事現場の人に文句も言わぬまま立ち去ったのですが、言うべきだったな
と後になって思いました。
今日の新聞に東京の大学の研究棟から、飛び降り自殺を図った人の巻き添えで、
怪我をした人の記事があったので思い出したのです。
大学のときの友達も、電気工事で電柱に登っていたおじさんが落としたペンチが
顔をかすめた経験があるよと言っていた事も、ついでに思い出してしまった。
どこに危険が待っているか予測できないから、みんな上を向いて歩こう・・・
涙がこぼれないように・・・。
涙といえば、「涙そうそう」という沖縄の唄がヒットして、今、同じ題の映画も上映
されていますが、この唄も言葉もなかなかいいとは思いますが、私はこんな言葉の
方により深く気持ちが奪われてしまいます。
兵隊なれば、兵隊はかなしきかなや、
この春のひねもすを、いくさするすべにすごしつ
。。。。。火野葦平
「お種さんどうしているか。
ながいながいこと、ご無沙汰したな。
なにしろ、南船北馬で、ゆっくり手紙書く間もない。
かんにんしてくれ。
「九州芸術」「べにうし」ありがたう。
いつもながらおぬしたちの友情には
涙さんさんとくだるものがある。
しかし、もうこれきりで九芸もべにうしも
とらんしっとも文学会議もなくなってしまうかとおもふと、
どうやらさびしく、さびしい。しかし、前進のための
合同と思へば仕方ないとも思うが、それにしても、
なつかしき歴史をすてるといふことは、やはり、
どうやら、さびしく、さびしい。
大合同、大いに期待して居る。
いつ出るか。九州芸術家萬歳!
改造八月号「麦と兵隊」読んでくれ。
わしはもうぢき、漢口の方へ、又、
出て行かねばならぬ。
博多の@@@やからによろしく伝ヘてくれ。
尾@勉強しておるか。
七月十六日 上海にて 葦平
原田種さん。」
「涙さんさんとくだる」
と
「どうやら、さびしく、さびしい」
には
ほんたうにまいってしまいました。
よろしく伝へねばとおもいました。
火野葦平さまへるる
今日のお唄
うぐいすや (お手玉唄青森)
うぐいすや うぐいすや
うめの小枝にひるねして
ひるねの夢にはなにを見た
奥の座敷をいま借りて
むしろ三枚 ござ三枚
六尺びょうぶを立てまわし
ゆうべはいたる花嫁に
きんだんどんすをぬわせたら
えりとさしわとつけかけて
ほろりほろりと泣くわいな
なにがいとしゅうて泣くわいな
おらがおととの千松は
七つ八つから金山へ
金がないやら死んだやら
一年たってもまだ来ない
二年たってもまだ来ない
三年さきのさるどしに
親のどこから文が来た
のぼれとおっしゃれ
くだれとおっしゃれ
のぼりくだりのおみやげは
ほうらいびしゃくに
うまのりびしゃく
かごみせうずら かごみしゃれ
PS.
「ほろりほろりと泣くわいな」
も捨てがたいから拾っときましょう。