RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

眠れぬ夜はペダル・スティール

2006-10-13 20:34:20 | おすすめ

(西鉄福岡駅下りる)

今日は久しぶりに出かけて人と会った、天神は明日明後日14日と15日とイベント
があるのでなんだか街がうきうきした感じで、ギターを抱えた若者が大勢いた。
天神の街を音楽一色にと、数箇所に点在させた街角特設ステージやライブハウス
31ケ所で、繰り広げられるプロやアマチュアミュージシャンの生演奏や音楽関連
のイベント「ミュージックシティー天神」があるからである。
今年は5回目で、音楽産業都市を目指す福岡のメインイベントという感じかなあ、
楽しそうです、今福岡に来ている方々はラッキーかも。
福岡は本当にお祭り好きです、山笠の様な伝統的な祭りやアジアマンス、どんたく
その他、街でイベントはけっこうたくさんあって、この秋は「博多情緒めぐり」が
20日から「ガイドと街歩き」ツアーは「そば、茶の発祥の地・寺社めぐり」と
「真昼の中洲文芸講座」「博多小話」「太閤街割り・商い」の4コースやら、
「御供所ライトアップウォーク」「博多灯明ウォッチング」「懐かしの博多写真展」
などや大宰府では「飛龍天神ねぶた」に火を灯す。(あんた観光課の人?)
というわけで「この秋、博多をさるきにきませんか?」るる提供。

この音楽イベントに高田渡の長男で弦楽器奏者の高田漣さんのバンド
「Hands of Creation」が参加している。
「容姿の可愛さに一目惚れ」しちゃったというペダル・スティールを聞かせてくれ
そうなので、いってみようかなあ。
高田漣の「LULLABY」というアルバムは、題名が子守唄好きの私には、聞かなきゃ
だめよサイン(笑)を送ってきたので、なんとなくしかも不思議な雑貨屋で手に入れて
今も手元にある。
しかも高田渡の息子さんとは最近まで知らなかったが、本当に子守唄としては最高
の曲がつまっていて、(Neil Young)Only Love Can Break Your Heartとかね
スローなギターの調べに、眠りの世界へ誘い込んでくれるので、手放せない。
こら。睡眠剤かい!

お父さんの高田渡というミュージシャンは、確か去年なくなったと思いますが、
この人かなりのお酒好きで、彼のライブは酔っ払って歌い手本人が寝てしまう
ライブとしても有名で、寝ている彼をファンたちは起さず、起きるまで待って
いるという(笑)ちょっとびっくりな伝説的歌い手なのです。
そんなひとおらんやろーと、ちっちきちーの芸人さんが言うでしょうがねえ。
彼の曲では「生活の柄」がなぜか一番口ずさむことが多いのでした。

生活の柄 曲高田渡 詩 山之口獏

歩き疲れては夜空と陸との、すき間にもぐり込んで
草に埋もれては寝たのです。ところかまわず寝たのです。
  歩き、疲れては、草に埋もれて寝たのです。
  歩き、疲れ、寝たのですが、眠れないのす。

この頃は眠れない、丘をひいては眠れない
夜空の下ではねむれない。揺りおこされては眠れない
  秋は、秋は、浮浪者のままでは眠れない。
  秋は、秋からは、浮浪者のままでは眠れない。

そんな僕の生活の柄が、夏向きなのでしょうか
寝たかと思うと、寝たかと思うと、またも冷気にからかわれて
  秋は、秋は、浮浪者のままでは眠れない。

PS.
眠れないときは息子さんの「LULLABY」の
ペダル・スチールギターの調べで眠ってください
ああ、そうだった、もうトワの眠りについたのですね。
安らかにお眠りくださいあなたの唄はずっと記憶に留まっています。
高田渡さまへるる








上を向いても、涙さんさんとくだる

2006-10-12 21:04:40 | ふ~ん


丸顔小太りの女と中肉中背の二人の女が
求人欄を見ながら喋っていた。
『なんかいいバイトないかなあ』
『これなんかどう』
『うん時給もいいし、場所も便利だし』
『あっだめ。だ。やっぱり』
と小太りの女
『なんで? 』
『あたし丸顔だし』
『丸顔?』と中肉中背。
『ほらここ、ほそおもて。ってかいてあるじゃん』
『どれ~?ほそおもて?…細面
 …委細面談(-.-;)ってか。』
\(`O´θ/キック!

フンドーキン醤油株式会社の秋のキャンペーンの広告で、145杯の味噌汁の
写真を保存版にして、どれから作ろうか悩んだ末、たたき山芋と油揚げの味噌汁と
ゴマ豆腐と枝豆とみょうがの味噌汁と焼きアナゴと梅の味噌汁の三つをチョイス
したものの、レンコンチップとじゃがたま味噌汁も捨てがたいと悩むるるです。

最近道を歩くときに、高い建物があるとついつい上を見上げて、何も落ちて来ない
か、確認してしまうのです、というのも数ヶ月前、近くのマンションが改修工事で
足場を組んだ状態のすぐ横の道を歩いていたとき、上から鋼製の足場板が、私の
至近距離1m圏内に、がんがらがっしゃーんと落ちてきたのです、音にびっくりして
そのあと背筋が寒くなって、しばらくして腹が立ってきたのですが、先を急いで
いたので工事現場の人に文句も言わぬまま立ち去ったのですが、言うべきだったな
と後になって思いました。
今日の新聞に東京の大学の研究棟から、飛び降り自殺を図った人の巻き添えで、
怪我をした人の記事があったので思い出したのです。
大学のときの友達も、電気工事で電柱に登っていたおじさんが落としたペンチが
顔をかすめた経験があるよと言っていた事も、ついでに思い出してしまった。
どこに危険が待っているか予測できないから、みんな上を向いて歩こう・・・
涙がこぼれないように・・・

涙といえば、「涙そうそう」という沖縄の唄がヒットして、今、同じ題の映画も上映
されていますが、この唄も言葉もなかなかいいとは思いますが、私はこんな言葉の
方により深く気持ちが奪われてしまいます。

兵隊なれば、兵隊はかなしきかなや、
この春のひねもすを、いくさするすべにすごしつ
            。。。。。火野葦平

「お種さんどうしているか。
ながいながいこと、ご無沙汰したな。
なにしろ、南船北馬で、ゆっくり手紙書く間もない。
かんにんしてくれ。
「九州芸術」「べにうし」ありがたう。
いつもながらおぬしたちの友情には
涙さんさんとくだるものがある。
しかし、もうこれきりで九芸もべにうしも
とらんしっとも文学会議もなくなってしまうかとおもふと、
どうやらさびしく、さびしい。しかし、前進のための
合同と思へば仕方ないとも思うが、それにしても、
なつかしき歴史をすてるといふことは、やはり、
どうやら、さびしく、さびしい。
大合同、大いに期待して居る。
いつ出るか。九州芸術家萬歳!
改造八月号「麦と兵隊」読んでくれ。
わしはもうぢき、漢口の方へ、又、
出て行かねばならぬ。
博多の@@@やからによろしく伝ヘてくれ。
尾@勉強しておるか。
七月十六日 上海にて 葦平
原田種さん。」

「涙さんさんとくだる」

「どうやら、さびしく、さびしい」
には
ほんたうにまいってしまいました。
よろしく伝へねばとおもいました。
火野葦平さまへるる

今日のお唄

 うぐいすや (お手玉唄青森)

うぐいすや うぐいすや
うめの小枝にひるねして
ひるねの夢にはなにを見た
奥の座敷をいま借りて
むしろ三枚 ござ三枚
六尺びょうぶを立てまわし
ゆうべはいたる花嫁に
きんだんどんすをぬわせたら
えりとさしわとつけかけて

ほろりほろりと泣くわいな
なにがいとしゅうて泣くわいな

おらがおととの千松は
七つ八つから金山へ
金がないやら死んだやら
一年たってもまだ来ない
二年たってもまだ来ない
三年さきのさるどしに
親のどこから文が来た
のぼれとおっしゃれ
くだれとおっしゃれ
のぼりくだりのおみやげは
ほうらいびしゃくに
うまのりびしゃく
かごみせうずら かごみしゃれ


PS.
「ほろりほろりと泣くわいな」
も捨てがたいから拾っときましょう。

踊り子さんは更年期?

2006-10-11 14:42:27 | しらんがな
ぼうが1本あったとさ
葉っぱかな
葉っぱじゃないよ かえるだよ    クリッ~ク
かえるじゃないよ あひるだよ
6月6日 雨ザアザア
三角定規に ひびいって
アンパン二つ 豆みっつ
コッペパンふたつ くださいな
あっというまに かわいいコックさん

ワールドバレーボールのやってる頃、友達からのバレー関連メールに、ボリショイバレー
「スペードの女王」を見ていたと、バレー違いな返信をしたるるです。

数日前にテレビ放映があった「ベストオブ・モーリスベジャール~愛、それはダンス~」
もしっかりビデオに収め、眠れぬ夜のおともに見ました、衣装はベルサーチのデザイン、
今、るるが再び、はまっている「QUEEN」の音楽も使われていたし、美しかった
ベジャールさんは来年80歳だそう、振付師で現役80歳ってすごいわあ、昔ラヴェルの
ボレロでお盆に載って踊るジュルジュ・ドンの踊りで、日本では一斉風靡したよね。
ジョルジュドンは亡くなってしまったけれども、ベジャールバレイの一番の表現者
だったし、すばらしい踊り手だった。
今週末には中国雑技と西洋バレイの融合「白鳥の湖」も放映があるし、これもチェック
しとかねばならぬ、生まれ変わって何になるといわれたら、迷わず踊り子になりたい
と言うるるです、自分から一番遠いところに舞踏の世界があるように思えるから。
「いらっしゃいませ~、踊り子さんには手をふれぬよう~」の踊り子じゃないよ(笑)
生まれ変わったら何になるかとかって、けっこう無意味な問いだけど
夕刻になると人生振り返ってしまう悲しい性の更年期?しかたないさね。
昔、設計事務所にいた頃の山村観光開発の仕事、耳元にひぐらしの声が甦る。

川上村「あきつの小野」という所、仕事でいった現場で奈良県の吉野郡東部
三重県側、東に大台ケ原に連なる台高山脈、北に桜の吉野山、村の中央を吉野川
が流れ、V字谷で形成されほとんどが山岳地帯、ダム補償で予算がついて、
地場産業の林業もなかなか厳しい時代、今はもっと厳しいけど、村は観光開発に
望みをたくし、自然資源を活かして人を呼ぼうと頑張る、その事業の一環で
「あきつの小野」周辺を整備するための、基本計画で打ち合わせと現場調査に
訪れた。
「あきつ国」って日本を呼んだのは、日本にはトンボの飛び交う風景が最もイメージ
されるからなんだと思う。

そこには裏山と蜻蛉(せいれい)の滝を背景に、未整備の疎林があった、夕刻
その林の中に立ったら、一斉にひぐらしのシャワーを浴びた。
急にあたりの風景がゆがんで、記憶喪失になりそう・・・とおもわず足をふんばった
とにかく半端じゃない音量で、けけけけーきっききーかなかなかなかなかな
かんからかんからかちちちんちんちんけけけ。かんかんけたけたかっぱーぱ
ぱーけけけ・・・・長いって!
人の内耳まで浸潤していっそ狂えと言っている様な鳴き声、あの体験は忘れない。

それくらい川上村はいいところです(笑)日本の山村は宝の山なのです。
温泉もあります入之波(しおのは)温泉、湯盛温泉。
村営のホテルができていて、そのときの仕事の担当の役場のお兄さん
(当時新婚ほやほやで。いや~新婚は腰を痛める。とか冗談を飛ばしておったが、
当然今は別の意味で腰痛になってるだろう)が支配人になったとかで、当時事務所
に葉書が来て、泊まりにおいでくださいとあったが、いけぬままになってしまった。
近鉄大和上市駅から奈良交通バスで西河下車、蜻蛉の滝まで徒歩二十分くらい
そこからトビロ谷、音無川のせせらぎを聞きながら、じい坂ばあ坂を経て青根が峰
858mを越えて女人結界跡を通り、吉野山奥千本に金峯神社、帰りはバスで近鉄
吉野駅へ、片道13km約5~6時間のハイキングコース、春の桜か秋の紅葉も
いいけど、人が多そう、夏もいいと思う、柿の葉寿司も食べよう。
車なら大台ケ原のぶなの原生林は必見、新緑の芽吹く頃が一番美しい、日本は山国
だけどほとんどが植林だから、なかなか見られない神秘の風景。

おなじ頃兵庫県の神崎町というところの仕事で、そこもやっぱり山だったけど
始めての打ち合わせだからと、普通にスーツ(スカート)を着ていった、礼儀上
ね、現場説明のあと、いきなりさあ行きましょうと林道を行く担当者の地元役人の
後をついていくと、いきなりその林道の横腹の斜面(60度はあろうか?)を
登りはじめた、「道とちゃうやんか・・・斜面やんか」と心でつぶやき、普通の靴
とスカートにストッキングの女は、道なき道の山をかけのぼりまた駆け下りた
「このルートで土居木階段とロープの手すりをつけて、散策コースを作りましょう。」
とか役人は言いつつ、どんどん藪やら、くもの巣やらをかきわけて・・・・・。
「やめて・・・くれ。」「てめーいやがらせか?」と女は心で叫びつつ、表情は
変えずに「分かりました。」とクールに答えて、山道をずり落ちた。

役所に戻ると、しかし用意周到の女は破れたストッキングを脱ぎ、役場の裏の足洗い場
で泥をおとし、カバンに入れていた新しいのにはきかえたのでありました。
もちろんその次に行く時はちゃんと現場スタイルで行きましたよ、しかも二度目は
未整備の鍾乳洞に入ったりして、まるで昔テレビではやった探検隊シリーズだよ
真っ暗な鍾乳洞の中は、いつはまり込むとも知れぬ暗黒の底なし沼、懐中電灯一個
じゃたまりません。
「この鍾乳洞は整備したら人が来るでしょう」と地元役人
「・・・・・。」なんと答えてよいものか
そんな売れないお笑いタレントみたいな仕事もあったよなあ。
やっぱり生まれ変わったら踊り子になるぞ。


50年以上夫婦で焼畑の伝統を守る宮崎県椎葉村の椎葉さん夫婦
(秀行さん84歳クニ子さん83歳)は今年も八月に焼畑の「火入れ」をした。
1年目はソバ、2年目はヒエ、アワ、3年目はアズキ、4年目は大豆を育てる。
9/24新聞より

今日の拾い唄「焼畑の火入れに唱える唄」

「ただいまより、
このヤボ(藪)に火を入れ申す。
へび、わくどう(カエル)、虫けらども、
そうそうに立ち退きたまえ。
火の余らぬよう、
焼け残りのないよう、
お守りやってたもーれ」


お彼岸の意味は「私」がいないこと

2006-10-10 12:26:42 | ふ~ん


てっちゃんてっちゃん カネテっちゃん
ちくわとかまぼこ ちょうだいな
は~い は~いまいど~ あ~りがと~さん

てな唄が頭の中をさえぎって、あさからちょっと気分は板付き、心は穴あきで
胃も痛く、お腹も鈍痛ですが、気を取り直し今日もなんとか生きていこう
穴のあいた心には何かを暗記して暗唱するのがいいかもしんないぞ。

4日に円周率83431桁の暗記の世界記録を持つ60歳の千葉県の原口さんが
記録更新で10万桁の暗唱に成功した、侍が旅に出て日本縦断し、中国から
シルクロードに渡りという物語に仕立てる工夫などで覚えたとか、休憩を挟んで
16時間余りかかったとか、原口さんいわく「永遠の世界に触れるようで心が
落ち着く」ことに気づき趣味となったと、ちょっと前の新聞に作家で寺の福住職
をされている玄侑宗久氏が書いていたけど、暗記というのは思考や理解するという
こととは別の脳の部分を使うそうで、暗記したものを再生するのには、文字を読んで
思考するより遥かに拾い部分を使うんだって、お釈迦様が弟子に話すことをメモする
ことを許さず、そっくり暗記するようにという考えだったのは、話すときに伝わる
音、表情、気配というものも含めて、口から口へと伝えていくようにという教えなんだね。

インドのバラモンたちも「ヴェーダ」という神への賛歌を丸暗記しているって
14世紀後半まで文字化が許されなかったから、仏教では理解しそれを記憶し
そのまま保つことを「総持」といって、梵語では「ダラニ」というんだって、
お経もそういったインドの口承文化が受け継がれたもので、暗記したお経を唱えて
いるとまもなくいい気持ちになり脳波はアルファー波になる、そして五感は冴え渡り
すべてが見え、聞こえる状態になるが、それらに対して一切の判断や好悪の感情は
持たないという、読経の最中に何か考えても必ず間違う、間違う「私」がいなくなる状態
を丸暗記したお経を読むことで作る、これが「お彼岸」の本質的意味なんだそう。

へーえ円周率を唱えているとき原口さんもきっと「お彼岸」なんだね、たぶん。
玄侑宗久氏のお父さんは2度の脳梗塞で2度ともお経は読めなくなったにもかかわらず
木魚をたたくと暗記しているお経が出てきたがって、やがて口の端にお経が登るように
なって、またすっかり読めるように回復したそう。
何かを丸暗記してそれを思い出そうとする時間は日常とは別次元の世界に行ける
おススメの、極上の癒しの時間かもしれないなあ、温泉に行くよりも・・・
でも温泉も行きたいが(笑)


今日の拾い唄「刈干切唄」
秋の風物詩「とうび」の作業の合間に謡う唄、高千穂が発祥の地
同町自然休養村では「政調刈干切唄全国大会」も開かれる。
(大がまや草刈機で刈り取ったススキやササを、天日干しにし束にして
2.5mの小山上に積む、冬の牛馬の餌として保存する。)

刈干切唄 (宮崎県高千穂地方民謡)

ここの山の刈干しゃ すんだヨ
明日はたんぼで 稲刈ろかヨ

もはや日暮れじゃ 迫々(さこさこ)かげるヨ
駒(こま)よいぬるぞ 馬草負えヨ

屋根は萱(かや)ぶき 萱壁なれどヨ
昔ながらの千木(ちぎ)を置くヨ

秋もすんだよ 田の畔道(くろみち)をヨ
あれも嫁じゃろ 灯(ひ)が五つヨ

おまや来ぬかよ 嬉しい逢瀬(おうせ)ヨ
こよさ母屋(おもや)の 唐黍(とうきび)剥き(むき)ヨ

歌でやらかせ この位(くらい)な仕事ヨ
仕事苦にすりゃ 日が永いヨ

高い山から 握り飯こかしゃヨ
小鳥よろこぶ わしゃひもじヨ

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お小夜さんここの世で一貫しょ

2006-10-09 03:39:10 | びっくり

(るるの影)

「63億年前から宇宙は加速度的に暗黒エネルギーによって膨張し続けている」
というフレーズは意味が分からないままに恐怖感を覚えるるるです。

科学がわからなくても生きてはいけますが、知らないものを知りたがる習性は
やっぱりあるからこまるのです、ちょっとほっとさせる科学の話として、
「イグ・ノーベル賞」というのがあって、今年は10月5日にハーバード大で授賞式が
行われた、人を笑わせる研究で科学への関心を高めた功績に送られるのだそう。

今年の平和賞には高周波数の不快音を出す装置「モスキート」を発明した
イギリスの会社経営者が受賞、10~20歳代には耳ざわり音だが、20代後半以上には
聞こえないか気にならない音、生徒は聞けても教師は気にならない為、
携帯電話の着信音に使われ米英の若者に人気が高いという
賞は10部門あり、
音響学賞には「黒板をつめで引っかく音は何故人間は嫌うのかの実験」
鳥類学賞は「キツツキは何故頭痛にならないのかの証明」
数学賞は「グループ写真で誰も目を閉じていない写真を撮るための計算」
物理学賞「乾燥スパゲティーを曲げると2つより多く折れてしまうことが多いのかの考察」
が選ばれた

2002年には日本のおもちゃ会社タカラの「バウリンガル」(犬の鳴き声を、人間の言葉に
翻訳するおもちゃ)が受賞したことで、日本でも話題になったが、ノーベル賞のパロディ
ともいえるこの賞、以前、2003年の授賞式のことをWebニュースで読んだが、
そのときのトロフィーは長さ、1ナノメートルの(1メートルの10億分の1)
の金の延べ棒だったらしい、ちっちぇーぞ(笑)今年は何だろう。
授賞式には本物のノーベル賞受賞者もプレゼンターとして登場したり、恒例の紙飛行機が
会場に飛び交うといった感じで進められ、その年は「ナノ」がテーマだったので、
スピーチは24秒に制限され、続いて発表の要旨を7語にまとめるよう求められたそう、
ステージに呼ばれた受賞者は、お礼の言葉を言う暇もなく傍に立って
「長すぎるわ。もうやめて退屈よ。」と繰り返す少女にさえぎられ、
席に連れ戻されたそうだ(笑)式の挨拶が短いことはいろんな式で
見習っていいかもしれない。

このときのテーマだったナノはナノテクノロジーという科学の分野だが、
全米科学財団は2015年までにナノテク市場は、1兆ドル規模に成長すると
見ているらしい。
米国議会は過去3年で24億ドルもの予算を承認していたというから驚きだ、
急成長しているということもあって、反対論者もいて、今後の科学発展による
危険性を説く人も多いとされる、ナノテクノロジーはクリーンな技術であり、
現在の問題の中にはこれが解決の鍵になるものもあるはずだというのが研究に
あたっている科学者たちの見方である

コンピューターは最初人間の手で作られていたが、今やコンピューターが
コンピューターを組み立てる時代に、科学の進歩は止められないだろう
アメリカじゃ国家予算もついてることやし
テクノロジーが危険を孕むとしても、良いテクノロジーは残し、悪いテクノロジー
はやらないでおこうということはできないらしい、なぜなら危険なテクノロジーと
有用なテクノロジーは同じものなのだそうです。
そうだとしたら、どうすればいいのかな?
科学のことは悪い頭であまり考えないでおこうとおもったよ、今日。

唄のことでも考えよう

丸山土手から  手合わせ唄

せっせっせ
丸山土手から東を見ればネ 見ればネ
門の扉にお小夜さんと書いてネ 書いてネ
お小夜さしますすみよの櫛をネ 櫛をネ
だアれにもらったとお小夜さんに聞けばネ 聞けばネ
このや源次郎さんにもらったと書いてネ 書いてネ
このや源次郎さんは伊達者の男ネ 男ネ
男見そめてお小夜がほれてネ ほれてネ
ほれて間もなく身持ちになってネ なってネ
身持ちいく月、七月八月ネ 八月ネ
八月くらいじゃ産んでもよかろネ よかろネ
どこへ産もうと源次郎さんに聞けばネ 聞けばネ
となり村にて長屋を借りてネ 借りてネ
石の枕に木の葉のふとんネ ふとんネ
石はころがり出る木の葉はもめるネ もめるネ
どうしましょこうしましょ
ここのよで一貫しょ


北風と太陽と波と岩と

2006-10-08 14:43:23 | ふ~ん

(石の庭の紅葉)

今日の新聞第5面にあった記事である。

米ペンシルバニア州で2日
キリスト教の1派アーミッシュ運営の学校が一人の男に襲撃された事件で
殺害されたマリアン・フィッシャーさん13歳が年下の子供たちを逃がそうと
「自分を先に撃って下さい」と申し出ていたと、生存者の証言で分かったとある
暴力を否定するアーミッシュの教えに沿った人々の行動を、米メディアは驚きをもって伝えていると
住民らの話ではマリアンさんの妹バービーさん11歳も、次に自分を撃つように男に訴えた
バービーさんは撃たれ肩など負傷、男の親戚によると犠牲者の遺族らは
事件後に男の家族を許すと伝え、食べ物を与え、男の妻や3人の子供たちが
アーミッシュの人々に抱擁される場面もあり、その妻と親戚は葬儀にも招かれたという。

この報道はひどく深く命について考えさせられる報道だ、誰でもが銃を持てる
社会の怖さが作り出す不幸は際限がない、暴力を暴力で、銃を銃で、武力を武力で、
兵器を兵器で抑制し、世界中に緊張を持たせる平和は、やっぱり本当の平和じゃない。

人間の狂気はなくならないにしても、犯罪者の狂気、独裁者の狂気の分厚いコートは
北風では脱がせられないに違いない。
太陽になったとしても狂気が相手では、よい結果が得られるとは限らないのだが
でも、不幸が不幸を呼んでいくということを少しでも避けられるかもしれない
堂々巡りの穴に入り込まない為の知恵を人は何からもらえばいいのだろう。

打ち寄せる波が固い岩を削る、形のない海水にけずりとられて岩は
時間と共に形を変え、ある部分は静かなゆるい光のただよう洞窟になり、
ある部分はふつふつと水の湧き出るボウルとなって、小さな貝の住みかができる、
カタチのない水が、千に万に形を変えて、不動強固の岩を食べつづける
波は風におどらされ、日の光に化粧されて、輝きながら動かぬ岩に挑み続ける、
一番偉いのは波か風か太陽か岩か?

昨日NHKドラマ「クライマーズ・ハイ」の後編を見た、その中で、山男に
「何故君は山に登るのか?」と聞く場面がある、山男は「降りるためだよ、
降りる為に登るんだ。」と答える。

昨日、白馬岳に登った7人が吹雪で遭難し幾人か命を落としたと報道されているが
ベテランのガイドがついていても、山はそれほどに危険なものなのだろう
プロの登山家とアマチュアの違いは「プロは頂上が目の前にあっても、
状況判断して降りることができる、アマチュアは無理をして頂上を目指す。」と
いう台詞もあったが、その判断をするということに気づく為には、多くの経験も必要
山登りにもいい教師、すぐれた先輩が必要ということか。

どんなことを克服するのにも時間がかかる、結果を求めすぎて家庭をいや間違い
過程をないがしろにしすぎているかなあ、今は。

今日も子守唄

坊やはよい子だ ねんねしな
この子のかわいさ 限りなさ
天にのぼれば 星の数
七里ガ浜では 砂の数
山では木の数 かやの数
沼津へくだれば 千本松
千本松原 小松原
松葉の数より まだかわい
ねんねんころりよ おころりよ

アフロな女と自転車男道中記 続篇

2006-10-07 15:31:17 | しらんがな

(花どんたく・ぐりんぐりん)

昨日の続き。いにしえの旅日記(ニュージーランド篇)
「アフロな女と自転車男道中記 続篇」

SIDNNYからニュージーランド航空でCHRISTCHAURCHに夜遅くに着く
時差で約2時間損?をします。
次の日の朝、サザナ号という列車に乗りDUNEDINという町へ向かった。
約6時間かかります、しかもこの夫婦、昨日から冷たい戦争中で会話がない
この長い時間をどうやってつぶそうかと新妻は思案した。

ちょうど乗り合わせた、向かい側の席の家族は年配の女性とそのお孫さん2人
チャーミングな顔の女の子と男の子、暇つぶしのターゲットには最適だなと新妻
仕方がない、喋らない不貞寝状態の自転車男をほっといて、新聞紙で兜と折り鶴と
風船を折って2人にあげると、お返しに色クレパスで絵を描いてくれた、
2つの太陽と人の絵、そこに名前をかいてもらった。
女の子はAdele Sellars男の子はphillipという名前だった。
今もその絵は戸棚のファイルに挟まれてある、
今頃は彼らはもう大人になっているだろうな。

Hev’sレンタカー「三菱Super SaloonCyclone」に乗って、Mt. Cookを目指す
途中2箇所ダムがあった、その湖の色が尋常ではない、コバルトブルーと
セルリアンブルーのとてもとても濃い絵の具の色で、よく古い絵葉書の印刷色
である様な色なのだ、本当の青ってこれだなと吸い込まれそうになりながら佇んだ。
Mt.Cookは標高3700m、いくつもの氷河でできている、アフロ女と自転車男は
タスマン氷河までセスナスキープレーン(スキーを履いたセスナ)にて遊飛行
何万、何億年前の雪の層の上を、彼らのチンケな足跡をつけて気持ち良しと上機嫌
雪の照り返しの太陽の下、いつの間にか氷の溶けた、別行動夫婦は記念写真を
セスナと氷河中心でカメラに収めた。
ホテルの近くに岩山があり、元気のあまっている自転車男は頂上まで登って行った
新妻は下でスケッチをしていた、やっぱり別行動夫婦
これはこの先の結婚生活の暗示だった(笑)

次の日はオマラマというところまで自転車男は100kmのチャリンコ自走に挑戦
新妻はもちろんレンタカーにて出発、途中ツインツェルという街でトイレストップ
蜂蜜と花の種を買いオマラマまで約10分、ツインツェルを出てすぐの所で
自転車男に遭遇、「しまった追いつかれた!」ショッピングモールで遊びすぎたと
新妻は投げキッスではなく、バイバ~イのしぐさを自転車男に送り、スピードを上げるのだった。

QUEENSTOWNという街に着いたのは夜8時だった。
行く先々でのモーテル探しもけっこう大変、でもこれも慣れてくると楽しい?
次の日、この街の湖、クイーンズタウン湖を上から見下ろそうと、高いところ好きの煙夫婦は
熱気球、セスナに続いてロープウエーで約820mの山頂へ、湖畔の町は美しかった
夕食は節約の為、自炊である。スーパーで買ったニュージーランド牛のステーキと
ミネストローネスープ、マッシュドポテト、シュークルート、マッシュルームソテー。
アフロばあさんは料理に、じいさん自転車男はコインランドリーへ洗濯にいったら
おおきな桃がどんぶらこっこと流れて・・・こなかった。
デザートは無しかい?さびしいな、寝るか。

朝ジェットボートで急流くだりをしたかった夫婦は、乗り場までいくが乗れず
しかたなく、山の奥のスキー場へ、夏なので、もちろん雪はなく、トロッコ遊びに
興じる男と女あり、もちろんこの乗り物好き煙夫婦だった。

Mt.Cook航空のプロペラ機でROTOYUAへ向かう、この飛行機バス感覚の各駅停車
パイロット席も見えるし、かなり高度の低い所を飛んで、すぐに原っぱに着陸、
またすぐ離陸、すぐに着陸また離陸と、気球もセスナも怖さがぜんぜん無かったが
このプロペラ機はちょっとスリルがあった、エンジン音プロペラ音が時々止まりそうだったり
音が変だったり、上がったり下がったりで気分も胃袋もやばくかなり不安。

ROTORUAは温泉SPAのある町でちょっと浮かれた夫婦は、貴重品の入ったバックを
TAXIに置き忘れ、ひと悶着してホテルに足止め、昼過ぎにバックも戻り、温泉三昧で就寝
アボリジニやトーテンポールに別れを告げ次の街に向かう。

最後の街はAUCKLAND、ここは港町で、窓から海の見えるちょっと古い雰囲気のある
ホテルに泊まる、明日は日本に帰る日である、この旅の感慨にふけりつつ、夜も更けた
が~しか~し、次の日、予約飛行機チケット(日本で取った)の、時間少し前に空港に
着いたにもかかわらず、この夫婦は飛行機に乗り遅れたのであった。

ずいぶん前に取った予約の飛行機だったためか、離陸時間が変更になっていて
離婚ファームじゃなく、リコンファームをしなかったからの大失策、どうしようと
ぼんやりしている自転車男を置いて、アフロな新妻はシンガポール航空の事務所まで
直談判に乗り込んだ、お金が無いからね、「to Late!」と冷たく一言いわれた
が、しかしそこは食い下がる新妻、しばらく交渉のあと、シンガポール航空は
いい会社です、2日後の同じ時間のフライトとこの無駄チケットを唯で
取り替えてあげるという、感謝!感謝!である、本当にありがとう。
アフロの女と自転車男はそうして、またクライストチャーチの町に舞い戻り
この慈悲深い国の人々に感謝しつつ、あと2日伸びた旅を無駄にすることなく
またも街にちんけな足跡をつけたのでした。
             (完)

今日の拾い唄(Lullaby)

昼間遊んで置いてきた
木の葉の船
母さんのそばで目を閉じても
浮かんでくるよ
青い月 白い雲

(ムヒョクが聞きたい子守唄/
    ごめん愛してるより)

巨大蛙ときゅうりとアフロな新妻

2006-10-06 15:02:45 | しらんがな

(花どんたく・デッキ)

大学生のころ自転車に乗って日本1周をした我が旦那は
新婚旅行(いにしえの話だなあ)に行くのに自転車を持っていった
行き先はシンガポールとオーストラリアとニュージーランドだった
私はもちろん国際免許のみである
新婚旅行に行く前にこの夫婦はそろって会社をやめ無職になっていた。
だからここぞとばかりの長旅を計画し、周りにはひんしゅくをかったが
行っておいて良かったと、穴熊生活のこの頃よく思う

ブリスベンの飛行場に着いたら
旦那の愛人自転車は荷物受けに降りてこなかった
どっか別の国に誤送されたのだった、新妻の嫉妬か?否。
着くなりトラブル発生で前途多難な旅が始まった
とりあえず迷子の自転車は迷子係りにお願いしてにKAIRNSに飛んだ
その後、MISSON BEACHにいる2日後に、アンセットエアライン空港に愛人は戻ってきた

このMISSON BEACHのホテルのプールサイドには巨大な蛙がうじゃうじゃいて
度肝をぬかれた、予想に反して夕食の皿には蛙の肉ではなく、ラム肉だったが
ゲロゲ~ロ、ゴロゴ~ロと大合唱の中のディナーは、なかなかシュールでよかった
TOWNSVILLでは、クロコダイルの肉を食べそこねた、売り切れだったのよ
AIRIEという街のモーテルは自炊だったので、スーパーで買出しをしたが
日本のきゅうりの4倍の太さがあった、これは蛙の大きさに比例するから納得
ROCK HANNPUTONで飲んだワインは大地の味がした。
次の街MARYBOROUGHまでは自転車君をレンタカーに乗せていったが
そこからは私は車、旦那は自転車で、グレートバリアリーフ沿いの道を
南下していくという、へんな新婚旅行が始まった。

牛のねそべる牧草地、ところどころにバナナ畑や小さなクリーク
雄大で静かであくまで広く、走っても走っても同じような景色が続いていく
野を越え野を越え野を越えて。
しかし自転車は車より遅いのや、当然ながら独り車を走らせる新妻はどこかで
自転車男を待たねばならない・・・。
時速120kmを出したのもこのとき限りだったが、あの頃君は若かった。
ほとんど車の行きかうことのない1本道を、120キロで走ってもスピード感ゼロです。
GYMPIEで落ち合って、BRISBANEまではレンタカーでくたびれ自転車男を乗せ
都会までの道路は車の数もぐっと増えて、スピード感もあり、助手席の無口な
自転車男は、新妻の運転技術に不信感をいだきつつ、身体を硬直させていた。
とばすで~とばすで~

BRISBANEでは新妻は何をおもったか、美容室に行き、生まれたころからの
ストレートな髪の毛にちりちりパーマをかけた、4倍くらいに体積が増えた髪に
満足した新妻だった、蛙やきゅうりに合わせたかったのか?。
コッカブラクイーン(あばずれ女?)という船に乗ってDINNERをしたが
マネージャーらしき人の顔はイギリスの老俳優に似ていて、偏屈な執事風
ちょっと西部劇な名前の船には、似つかわしくなかった。

トロピカルサイクロン(チャーリー台風)が居座っていて雨が降り続いた
BRISBANEをあとにしてSIDNNYへ、ここは快晴
都会の朝は5時半に起きて、たまたま市民センターのチラシで見つけた
空の散歩「熱気球ツアー」に、1人150ドル、しかもシャンパンと朝食ピクニック付き
熱気球の用意と後のたたんで仕舞うところまでセルフメイキングだったが
街を熱気球に乗って、上から見るのは日本じゃなかなか体験できない
しかし、ここでもハプニング、警察が着地場所にやってきた、パイロットの
お兄さんとひともめあったが、しかも着地は風にちょっとながされ横転した。
しかし青空の下の朝食は最高だった、ちりちり頭も風に吹かれて。

SIDNNYはやはり都会で、立ちんぼうの女の人もみたし、絵のように美しい風景と
猥雑ですれた汚れた場所も混在していて、深く心にも染み込む街だった。
造幣局をギャングし、シドニー美術館へ行き、王立植物園で風に吹かれた。
マーチンプレイスBARでクーパーズビールとキングスクロスのイタめしはうまかった。

明日はこの後のいにしえ旅日記続編、ニュージーランドの話
だって自転車で近所の坂道を風切って走り下りたら
なぜかこの旅を思い出したのよ、走馬灯のように、まだ死にませんが。

BICYCLE RACE  (QUEEN)

バイシクル バイシクル バイシクル
俺の自転車に乗りたいな
バイシクル バイシクル バイシクル
俺の自転車に乗りたいな
俺のバイシクルに乗りたいな
俺の自転車に乗りたいな
自転車に乗って好きなところに行きたい

君は言う 黒 俺は言う 白
君は言う 吠えろ 俺は言う 噛め
君は言う 鮫 俺は言う おいおい
ジョーズなんて観たいと思ったことないし
スターウォーズは嫌いだよ

君は言う ロールス 俺は言う ロイス
君は言う 神 俺にも選ばせてくれ 
君は言う 主 俺は言う キリスト
俺はピーターパンを信じてないし
フランケンシュタインもスーパーマンもね
俺の望みといえば

バイシクル バイシクル バイシクル
俺の自転車に乗りたいな
バイシクル バイシクル バイシクル
俺の自転車に乗りたいな
俺のバイシクルに乗りたいな
俺の自転車に乗りたいな
自転車に乗って好きなところに行きたい

バイシクルレースがやって来る
だから仕事のことなんか忘れろよ
尻のでっぷりした女の子たちが今日は乗ってくる
あの美人たちを良く見てごらんよ
位置について
用意
ドン

バイシクル・レース
バイシクル・レース
自転車に乗りたいな
バイシクル・レース
バイシクル・レース

君は言う コーク 俺は言う チーズ
君は言う ジョン 俺は言う ウェイン
ホットドッグ おい落ち着けよ
俺はアメリカ大統領にはなりたくないよ

君は言う スマイル 俺は言う チーズ
カルティエ いいねえ
所得税 助けてくれよ
ヴェトナムでもウォーターゲートでも
俺は志願するのはまっぴらだよ
だって俺の望みといえば

バイシクル バイシクル バイシクル
俺の自転車に乗りたいな
バイシクル バイシクル バイシクル
俺の自転車に乗りたいな
俺のバイシクルに乗りたいな
俺の自転車に乗りたいな
自転車に乗って好きなところに行きたい

(対訳:大野れい)


リバースな独り唄

2006-10-05 19:07:06 | そやね~
「ねえねえ靴下の色が、右と左違うよ」
「あ~ん?そういえば・・・。」
「なあに?」
「これと同じものが、家にもう一足あるよ。」
「・・・・。」

そんなことも言いつつ、今日の天気はのち小

オナラオナラアジュオナ~
カナラカナラアジュガナ~
ナナニタリョドモッナニ♪
アニリアニリアニノネ~
ヘイヤディイヤヘイヤナラニノオジド♪
モタナタリョガナ~

お越し下さいと言え場本当にお越し下さいますか?
お行きくださいと言えば本当に行ってしまわれるのですか?
いつまで待ってもくるはずもないのに。
いいえ、そんなはずはありません。
貴方様がくることが出来ないのならば
いっそ私を連れて行って下さい。

ってのは宮廷女官チャングムのテーマ曲
このおなら~おなら~がなんなのか気になっていたこともありましたが
判明してからはすっきり眠れました
たまに1日中同じ歌が頭の中をリバースすることがあるでしょう
頭の中だけでなく口ずさんでしまうこともあるでしょう
小さいころからわたしの1番よく繰り返す唄が

と~お~くへい~きたか~あった
何処へ~も い~けなか~あった
お~う~ちで ひ~と~り
留守番し~て~い~た

って唄なんだけど頻繁に出てくる割には
題名も知らないし
いったいどういうことなのか
何処で覚えた歌なのか
題名だけでも知りたいなあ

韓国ドラマにはよく唄をうたうシーンがあって
日本のドラマには最近は少ないから
唄の拾い物ができませんねえ

1つは1つで2つじゃないよ~
2つは2つで3つじゃないよ~
と編み物をしながらうたう女とか

青い草原のうえ~
絵のような家を建て~
愛する人と~
100年暮らしたい~
と原っぱで親友と歌う男とか

けっこう拾い物の多いのはうれしいです。
この唄拾いという趣味はお金もかからず本当にいい趣味だ


「あんたなんかにゃ、わかりっこないわ。」
こういっておしゃまさんは、赤と白のセーターが良く見えるように、
穴の中からおきあがりました。
「だって、くりかえしのところは、だれにもわからないことを
うたっているんだものね。わたし、北風の国のオーロラのことを
かんがえてたのよ。あれがほんとうにあるのか、あるように
見えるだけなのか、あんた知ってる?
ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなものよ。
まさにそのことが、私を安心させるんだけれどもね。」
(ムーミン谷の冬)

フィンランドの冬の暗さは体験しないとわからないらしい
普通に冬は暗いって、言うのとは違うくらい暗いんだって
北部では1日中真っ暗で、南部じゃ朝が来たとおもうと
すぐ夕方になってしまう日が何日も続くって
「この長く暗く大地も凍る冬を、どうやって生きて行くのですか?」
とフィンランド人の男性に聞くと
「こんちくしょう、こんちくしょうって、ぼやくのさ。」
って答えたそうです。

ああ今夜はタオルケットを仕舞って布団を出そう。


夕闇に燃える菜殻火の頃

2006-10-04 15:26:34 | おすすめ
失われた日本の風景はいろいろあると思うが、一度見てみたかった風景として
筑紫野「菜殻火」(ながらび)がある、筑紫野の春は昭和20年頃まで一面が
菜の花畑だったらしい、筑紫平野は菜種油の生産地で、春一面の黄色い絨緞が
広がり梅雨前に刈り入れ積み上げ、振り棒で菜種の実を叩き落し、実を採った後
の殻を梅雨前にいっせいに燃やすというのが、「菜殻火」である.
筑紫平野が一望できる都府楼址が、一番の見物場所だったそうです。

夕闇迫るころ殻を焼く炎が大きな火柱になって、いくつもいくつも燃え上がり、
雲も赤く染まり、菜殻の灰がキラキラと天に舞って煙と共に登っていく。
火を愛し絵を描き版画を彫り、子供のように率直であったといわれる俳人がいた
36年前、52歳で亡くなった野見山朱鳥(あすか)という人、この人の俳誌の
名前の一つがこの「菜殻火」だったそう、
ほかにも句集「曼珠沙華」「天馬」「荊冠」「運命」や版画集もあるんだけれど
俳句人としてというより、博多の地の朱という色や火を愛した文人として興味が
ある、彼の本拠地、直方は筑豊炭田の炭鉱町で、炭坑景気のころは傍を流れる
遠賀川の水も赤かったとか、掘り出した石炭を川で洗ったというから、炭塵が
川砂の上に積もり乾くと燃えたりしていたらしく、ここでも火や赤い色の情景が伺える。
「炭坑俳句集・燃ゆる石」というのを編集刊行している。

「地の底にて元旦を嗤いおり」 藤本春秋子
とかね、

朱鳥の句はたくさんすばらしいものがあるのだろうけれど、それより後ろに見える
日本の失われた風景にいたく感じ入ったるるです。

福岡県内には 野見山朱鳥の句碑がいくつかあるが、その中の句では

「火を投げし 如くに雲や 朴(ほう)の花」
が有名だそうです。
わたしがいいなと思ったのは

「炎天を 駆ける天馬に 鞍を置け」
っていうの、なんか心の中の風景を読んでいるから好きだな
俳句とかあまり良く知らないので、何ですが、新鮮な感じがいい。



今日は福岡の話なので、ついでに7月にたまたま新聞で知って、行って来た
福岡市にある田島八幡宮の夏祭りの奉納神楽「田島神楽」の写真を載せときます。
田島神楽は福岡市の無形民族文化財に指定されています。
小さな神社の小さな古いお堂で毎年行われているそうです。
今年は午後6時頃からあったけど、来年行く人は確かめてね。



福岡市唯一の神楽で、明治3年までは旧藩黒田家から、神楽費として米五表が
下賜されていたそうですが、明治維新後神官世襲制の廃止と共に神官神楽が
中止になり、氏子が神楽奉納を継承して、明治4年神楽社が結成され、
今日に至っているとのこと。
神楽の系統にあてはめようとすると「筑前岩戸神楽」と汎称される出雲系神楽です
かっては福岡の各地の神社に40箇所に奉納1975年(昭和50年)ころまでに
累計奉納回数2350余回に達したというからすごい。

今日は福岡ミニ見に情報でした。

彼岸の庭に地獄舌

2006-10-03 17:41:54 | そうさくらん

(彼岸の庭再生して裏庭に)

昨日のせた写真は「風船唐綿」フウセントウワタという、ががいも科の植物で、
前に住んでた家の近くを散歩したとき撮ったものだけど、これは晩秋になると、
実がカパッと割れ中から綿毛とタネが出てくる、すごくおもしろいし、めずらしい、
花は白くて結構きれいよ。
10月25日の誕生花(風船唐綿の花)11月2日の誕生花(風船唐綿の実)
花言葉は「隠された能力」(風船唐綿の花) 「いっぱいの夢」(風船唐綿の実)です。

クリスマスローズ、ビオラ、パンジー、花かんざし、カラー、コリウス、ブルーベリー、
いぬつげ、初雪かずら、かわらなでしこ、シラン、ヤブラン、ガザニア、芝桜、
カーペットカスミソウ、紫式部、矢車草、リリカシャワー、やしゃぶし、ニシキギ、
そして彼岸花、前の住んでた家では裏庭があった、そこに隙間なく植え込まれた植物たち
なんで隙間なく植えるのか、隙間があると太陽の光を独り占めしようと植物たちは
一斉に表面積を広げようとするから。
雑草たちも割り込んでくる、実際シンボルのように五メートルの幹を誇らしげに
陣取っていたやしゃぶしは、鳥が種を運んできて知らぬ間に裏庭を自分の宿と決めた
家賃ぐらい払えよといいたかったが、居候も五年もいると家族になった。

この裏庭白玉砂利の川があった、だから木の跳ね橋が架かっていた。
川は山から海へとつながっている、秋に彼岸花がうまく咲けば、この庭に寂しい巨人や
旅に出た青鬼や友達に去られて泣いた赤鬼が帰ってきてお茶会をするのである。

田圃のあぜ道、入ってはいけない裏山の池端、日本の風景の中にいつもあるのは
たんぽぽ、れんげ、彼岸花。彼岸花の根には毒がある、そのもえるような紅さゆえに
死人花とか言われて忌み嫌われてきた。血の赤さを連想させるから?
だけど黄色い彼岸花も白いのもあるんだよ。
春を過ぎると彼岸花の葉は枯れて、土に溶け込んで花の為の養分になって
秋にストローのような茎が蕾と共に地上にかおを出す、そして大冠のかざぐるまの様な花。

ほかに思い出す毒のある植物では、ダチュラというのがある、たしかチョウセンアサガオが
和名だったと思う、ジャンコクトーの「恐るべき子供達」という小説にもたしか出てきたように
思う、江戸時代の外科医、華岡青洲。彼が完成させた内服全身麻酔薬「通仙散」は、
ダチュラを主成分とした麻酔薬でした。
(これによって日本最初の全身麻酔による乳癌摘出手術に成功した)

ダチュラは、全草(根・茎・葉・花など全ての部位)に幻覚性のアルカロイドを含む有毒植物。
猛毒で取り扱いに注意が必要。間違えて口にした人が病院に運ばれた等、年に何件も
中毒事故が起きている。和名:朝鮮アサガオ、別名:曼陀羅花(まんだらげ)、気違茄子
ある夫婦が自家農園なすをダチュラに接木して、収穫したナスをスパゲティーにいれ
食べたところ、中毒を起して、すぐに病院へしかも、昼は奥さん夜は旦那さんと
なすが原因とは思わず、2度2人共が病院行きだったって。
植物の毒も動物の毒も使いようによっては、薬になるけど気を付けようね。

食中毒を起す、ボツリヌス菌の神経毒素をつかって、脳性まひの子供たちの症状が
改善されるってこの前、知ったよ。
ガンやエイズの特効薬も動物の毒などから研究されて、作られてるし、毒も大事
ってことよね。

人間の毒舌はどうやろう?
毒舌といえば、バイオリニスト高嶋ちさ子のおかん話は面白い
彼女の母は人をいじめるのを快感にしているという、こないだも犬の散歩に2人で
いったら、おじさんが近づいてきて「かわいいねえ」と、まあうちのワンチャンは
本当にかわいいんだけどといいつつ(笑)、「ぼくも生まれ変わったら、こんな
かわいい犬になりたいねえ」と言ったらしい。
それをきいて彼女の母は「あんたが犬に生まれ変わっても、すぐ保健所行きよ!」と
言い放ったらしい。
「お母さんそんなことばっかり言っていると死んだら地獄にいくよ」と言ったら
「ああ良かった、ほかへ行ったら友達がいないもんね。」と答えたらしい。
山田く~ん。座布団10枚もってきなさ~い。(笑)
言葉に毒がある人は多いが、毒があって粋を知っている人の発言はよかばい。
これは聞く薬




深まりゆく秋と喋る炊飯器

2006-10-02 15:01:33 | こんなんどう?

(ふうせんとわた)

残念ながらディープインパクトは3位に敗れましたが、その美しい走りと、
ロンシャン競馬場のグリーンの美しさに見とれてしまった、RURUです。
レディーはこの日帽子を被って行くと、入場料が無料になるとか、
10月の第1日曜日いつか帽子を被ってフランスに行こう。
ところでディープは飛行機でフランスまで行ったんだよね?座席指定?。

やけに掃除機の吸い込みがいい月曜日、これは先日の「幻の梅酒事件」の
日に酔っ払った掃除機を解体して風呂にいれて天日干ししてやったから、に
ほかならず。
電気トロールじゃなく家電たちもたまには水あびをさせてやって下さい。
きのう独り言の話をしたけど、最近うちの炊飯器はぶつぶつ独り言を言うように
なった、米を炊き上げる途中と、保温中の独り言は違っていて、今だ解読不可
なのだが、もしかしたら風呂に入りたいのかも知れない、検討してみよう。

テストテストといばるなよ
こくごがちょっとだめだって
ぼくはねこごがわかるんだ
ーみゃ みぃ みゅ めぇ みょ
「けんちゃん あそぼ」ということさ・・
(内田麟太郎きんじょのきんぎょより)

炊飯器語もわかるかい?

今日の新聞にドイツの環境保全直接支払い制度「MEKA」のことが載っていて、
ドイツ農家の80%が参加しているこの制度は、環境保全に関するさまざまな項目
を点数化しそれを実行する農家には、政府からの直接支払い金を受けることができる
制度で、効果も顕著、草地減少率3分の1に鈍化、農地への化学資材投入量、
人体に危害を及ぼす硫酸塩流出量の大幅削減、またその景観を愛する観光客の
環境への配慮から普通の肉より高価な牛肉や、濃縮還元ジュースなどの販売量も
増加している、消費者が自由に農場を訪問できる「ガラスばり生産の日」を農民連盟
が設けたり、兵役免除で若者が1年環境保全的な農家や環境NPOへの体験学習を
促進する制度「環境ボランティアの1年」(生活費の1部を政府が負担)もある。
失業率11.7%という不況下で青年の就業対策の一環で生まれた仕組み。

この研修に参加した20才の女性は「以前はオフィスワークを華々しい仕事と
あこがれていたが今は、身体をつかって、美しい環境や景観を守る仕事が
重要だと思うようになった。」と成果も上々、こういう制度は基準つくりが難しく、
保全が成果を挙げていくとともに、基準もレベルアップさせていき、当たり前
のこととして位置づけていかなければならない。
こういった制度を実行でき、成果をあげるドイツはすごいと思う。
日本も防衛費の予算を減らして、戦闘機買わずに、「環境を買う」という方向で
取り組んで欲しいなあ。就業制度はニート対策にもなるし、もしかしたら引きこもり
対策にもなるやも知れず、かっこいい職業としての林業や農業の普及は、
やっぱり「美しい日本」づくりのこれからのテーマだと思う、ねえどう思う。

西日本新聞のまわしものと思われそうですが、今日の新聞にはいい言葉が満載
詩もいいので拾います、趣味だから。

十月の空の下で    吉田美和子「子午線」同人、長崎市雲仙

一日の始まり
台所の窓を開けると
朝の やわらかな陽光を受けて
目の前を 島原鉄道の一両車が走り抜ける

線路の向こうに見えるのは 神社の境内
そこには 枝を広げた銀杏の大木
傍らには 首をかしげたコスモスたちが
さわさわと 吹く風に揺れている
その先は 黄金色の実りを喜ぶ稲穂の波
そのずっと先は 穏やかな有明海
そのまたずっと先は なだらかな多良岳

澄んだ風に誘われて しばし 外に出る
そこかしこに 一気に顔を出した曼珠沙華
私を忘れないでと 天に向かって
無数の赤い手を 振っている

空が より高く より遠くへと 旅立つ秋
私に 手の温もりを残してくれた
愛しい人びとを 想い出す
風が 耳もとをすり抜けるたび
過ぎ去った日の 懐かしい声が聞こえる
私の周りで 楽しげに戯れていた子らも
それぞれの地で それぞれの歩みを始めた

あと幾度 この地で私に訪れるのだろうか
深まりゆく季節の やさしい時間


ハイブリッドな独り言

2006-10-01 15:27:49 | おすすめ
しょうが焼き用の豚に塩コショウと片栗粉をつけ、
とき卵をつけフライパンで焼くと、ピカタな味でございました。

「渥美清の肖像・知られざる役者人生」(イッセー尾形語り)
「土曜ドラマ「クライマーズ・ハイ」前編」
(日航機事故にゆれる地元記者緊迫の一週間。佐藤浩市主演)
「ビートルズの103時間日本滞在のすべて」
「@ヒューマン 飛べディープインパクト」
「ちょい優雅なマエストロたち~オペラに浸る!別荘に住まう!~」
「韓国映画「アルバトロス」」(主演イ・ジョンジェ)
「夢のスモールカーへ地球に優しい技術開発」(インド人田中君)
昨日とったTV番組のビデオである、全部面白そうだなあ、ねえねえどれから見る?
なんかビデオにとったらもうみた気になるからいけません。
今日の夜は凱旋門賞もあるし、また睡眠時間がへるよ、1日35時間はほしいよね。

渥美清、イッセー尾形、佐藤浩市、ビートルズ、イ・ジョンジェ、インド人田中君
うーん並べてみると全部好きだな、全部のファンなんだね、
やっぱりまず「夢のスモールカーへ地球に優しい技術開発」を見ましたよ。

すごいよーすごいよー「自己再生するインテリジェント触媒」は「自己再生するベニクラゲ」
よりもっとすごいよ、次世代の車クリーンビークル
排ガスも少なく、低燃費(リッター60km走る)高エネルギー効率の
ハイブリッドカー、排ガスゼロの車も彼なら作れるに違いない。
しかもその発見はほかの分野でも何かに役立つって、すばらしいことです。
これなら環境に優しいが、身体に厳しいママチャリ生活からハイブリッドカー生活に
いってもいいかなだよね。
その前に懐の中身をハイブリッドにしなきゃならないけれど
博多の空の下で応援しています。そしてノーベル賞もとってね。
自己再生するインテリジェント触媒に興味のある方は
青文字クリックへ、ディープインパクト


今日は10月1日ブログを始めてから、初めての月替わり、普通に日記を日記帳に書いて
長く続いたことがないから、これもどうかなと思っていたけど、
まあ10月を迎えることができて良かった、
私のような3日坊主と漢字音痴にとってパソコンの変換機能は夢心地、辞書いらずだし、
悪筆文字コンプレックスも気にしなくていいし、
興味のあることや日々の思いを、ひとりよがりに書き連ねるってストレス解消にもなる、
それと日常で「独り言」を言う人間にはなりたくないので、その防止にも役立つのです。
「独り言」で思い出したけれど、設計事務所にいた頃、社長が社長室であるいは時々
所員のブースへ出てきてはぶつぶつと独り言をおっしゃっていた。

「あかん、あかん・・・。」とか「やってもうた・・・。」とか(笑)
そのたびに、ああ独り言をいう人にはなるまいと心に誓ったのだった。
その社長室にいった時、デスクの上には「新入社員は宇宙人」という本があった。
そんなことを思い出した日曜日。

「雪ってつめたいと思うでしょ。だけど、雪小屋をこしらえて住むと、
ずいぶんあったかいのよ。雪って白いと思うでしょ、ところが、ときには
ピンクに見えるし、また青い色になるときもあるわ。どんなものよりやわらかい
と思うと、石よりもかたくなるしさ。なにもかも確かじゃないのね。」
(「ムーミン谷の冬」おしゃまさんが眠れないムーミンに)