写真は少し前に購入した藁人形(鹿島さま)。以前に載せた写真のモノクロバージョンである。この人形さまのお陰と思える出来事があったので、少し書いてみたい。昨日のことだ。僕は市道を乗用車で走行していた。大きな川沿いの気持ちの良い道路で、平時は、多くの車が結構なスピードで走行していることが想像される。そんな道路だ。
僕の前には一台の軽自動車が走っていた。60㎞制限の道路を50㎞弱で走っていた。こういうご時世なので、煽り運転にならぬよう一定の距離を取って走行した。僕の後ろには車の行列が出来ていた。前を走る軽自動車は緩いカーブでも極端に減速(時には止まりそうになる)するので、カーブの度に車が急接近してしまう。それが何度か繰り返された。ところが長い直線道路になると、その車は突然加速しスピードを上げた。僕は一定の距離を取ったまま追走した。それでも60kmちょっとのスピードだった。そのまま暫く走ると、道路が少し狭くなる。ふと標識を見ると、40km規制区間に入った。入って100mも走らないうちに、道路脇からお巡りさんが飛び出して来た。旗を振って車列を停める。ねずみ捕り(スピード違反検挙)だ。やられた!と思った。あと2か月ほどで免許の更新で、晴れてゴールド免許になる予定だったのである。ところが、警察が連れていったのは僕の前を走っていた軽自動車だけ。僕には、もう行って下さいと旗を振る。数台の車列は、ほぼ同じ速度で走っていた訳だから、ラッキーといえば、ラッキーだった。だが僕が40km規制を見逃していたのは紛れもない事実である。最近は田舎でも生活道路での速度取り締まりが多くなった。それだけ危険が多い道路だから取り締まるわけで、気をつけようと思った。
僕の前を走っていた車はお気の毒であった。先頭を走っていたので検挙されたのかもしれない。多分、お巡りさんに「後ろから車が来てプレッシャーになった」と抗議しているに違いないと思う。そしてお巡りさんから「他の車が何であれ、あなたが速度違反した事実は変わりません」と諭されたことだろう。正直、後味が良いとは言えない。それでも鹿島さまのお陰と感謝したい。
(繰り返しになりますが、今回は一定の車間距離を意識して安全走行をしていました。先行車はよく車線も逸脱していたので、事故の可能性も視野にドライブレコーダー記録を意識した運転もしていました)
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