
由利高原鉄道の曲沢駅。冬は特に良い光景を見ることはできる。全国ニュースでは、北日本の日本海側は大雪であると繰り返し報じている。僕が知る限り、これまでは新潟の一部地域以外は、十年に一度の少雪だと思う。青森の酸ヶ湯とか、山形の肘折は、特例中の特例地域である。あそこを一般的な地域と同列に扱ってはいけない。静岡県の天気予報に富士山頂を含めないのと同じだ。
さて、毎年この時期は田んぼが一面の雪原になる曲沢駅。今年はまだ地面(田んぼ)が薄っすらと見えている。これが久しぶりの大雪報道の直後の映像だ。恐らく現地の映像も見ることなく、ただただ原稿をもとに大雪だと連呼するアナウンサーにため息をつく現地住民であった。それでも今週半ばに来るという寒波。今回は凄そうだ。この曲沢駅前の田んぼも雪に埋もれるだろう。
追伸:全国ニュースで北日本の寒波を(大げさに)報道する。備えという意味で一定の効果もある。特に非積雪地域からクルマで北日本に来る方、運送関係の業者さんへの抑止効果が期待できると思う。一方で、近年は「くるくる詐欺」みたいな状態が続き、逆に肝心のときに「またか。まあ大丈夫だろう」となってしまい、逆効果の心配をしている。
X-PRO3 / XF16-80mmF4 R OIS WR
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