




現在、酒田市の駅前では再開発が行われている(それほど大規模ではない)。古いホテルや娯楽施設が解体され、図書館や観光施設などの新しく清潔な建物が建ち始めている。それなりに酒田は大きい町なのに、駅前にはランチを食べる店すら殆どなかった。古くからあった店は典型的な昭和食堂や飲み屋であり、その殆どは営業を辞めてしまっている。そんな状況だから、地元では再開発は概ね好意的に見られているようだ。僕は古くからの町並みに愛着があるけど、地元から好意的に見られているのであれば、再開発もやむを得ないのかなとも思う。それでは酒田が再開発で、一気に現代的な(かつ無個性の)町になるのだろうか。そんなに単純な話ではないかもしれない。何十年もかけて染み付いた「酒田の昭和匂」、それは簡単に拭えるものではない。その残り香を楽しむことが出来るのは至福の喜びでもある。
LEICA M10 MONOCHROME / APO-LANTHAR 35mm F2 VM
酒田に行ってみたくなる写真が掲載されていて、見入りました。特に、「軽食と喫茶 マリン」がよく思われました。
再開発が成功すると良いですね。道の整備も伴うと思うので、ずいぶんと街の姿は変わると思いますが、この雰囲気は捨てがたく、どこかに残ればよいなと、遠くからですが、思わされました。
無理せず動かれてくださいね!
メニュー表をみて思わず、父を思い出してしまいました。
(父は秋田藤里町…)
インテリアコーディネーターを何度言っても、
インテリアコーデネーターと言ってました(笑)
さしすせそ…もちょっと変でしたっけ。
良いですね、懐かしい街並み…グッときます。
これが休店日なら良いのですが、まさか閉店と心配しております。
酒田の裏町風情、大好きなので、この場所はそのまま残って欲しいと僕も思います。
動かないと治らない、動きすぎると悪化する。この禅問答のなか、段々とコツが分かってきました。
東北語では、発音も面白いですが、話し言葉と書き言葉が全く一緒だったりするところが好きです(若い方は文語と口語は異なります)。
魚屋に「ガニあります」とか。