「パリ、テキサス」は、1984年にヴィム・ベンダースが撮った映画で、いわゆるロード・ムービーである。僕は、この映画が大好きだ。映画は主人公のトラヴィスがテキサスの砂漠で行き倒れているところから始まる。弟のウォルトが迎えに来て、ロサンゼルスまで戻る旅が始まる。道中に色々なことが分かる。トラヴィスは4年前に妻子を捨てて行方不明になった男であること。その子供はウォルト夫妻が育てていること。そしてヒューストンで働いているらしい妻(ナスターシャ・キンスキー)のこと。当初は失語症にかかったように言葉を発しないトラヴィスも旅の道中で徐々に語り出す。彼は、パリを目指していたのだと。そのパリとはフランスのパリではなく、テキサス州の「パリ」であり、そこには・・・。
この映画でかかせないのは、サントラとなっているライ・クーダーの「パリテキサス」という曲である。この哀しいギターの調べを聴きながら、僕は岩手県の北上に行ってきた。ここは「パリ、キタカミ」だ。2枚目の写真界隈は、まるでパリそのものだ。だからこそ、1枚めの「巴里」が生きてくる。3枚目以降は、単なる北上そのものだけど・・・。
X-PRO3 / XF35mm F1.4R
X-POR3 / XF35mm F1.4R
ロードムービーは大好きです。
でも最後の一枚もすてきですね😆
〆はやっぱりこれなのですね・・・✨
追伸:開いている別の店で食べました。ラーメン屋を探すロードムービーになってしまいまいした。