雨の週末だった。今回は角館に行った。桜と紅葉の時期は混み合う角館も、この時期はシーズンオフだ。雨に濡れた新緑の緑、そして湿ったグレーの畳石が美しい。これを富士フィルムお得意の「クラシックネガ」で撮ると、なんともいえない描写になる。特にくすんだような緑・・・。もはや正しい色かどうかは分からない。でも良い色だと思う。雨が降ったことに感謝したくなる。さて「Here's That Rainy Day」といえば、もうBill Evansしかない。環境が許す方は是非聴きながらどうぞ。
X-PRO3 / XF35mm F1.4R
Bill Evans - Here's That Rainy Day (Verve Records 1968)
けぶった緑も綺麗だ。
Bill EvansのYouTubeありがとう。
写真を拝見すると、雨模様の角館に、情緒が漂っていて、なんともいえず良いですね。人気観光地ですが、静かなたたずまいで、落ち着いた時間の流れも感じさせます。
ビル・エヴァンス、最高です。ソロピアノのアルバムは、そう聴きませんが、エヴァンスのこのアルバムは、愛聴盤です。
石畳は嬉しくて意味もなく歩いてしまいました。田舎ですが、こういう場所があるので楽しめます。
Bill Evansのソロピアノ、本当に良いですよね。
いまの時期はオフシーズン扱いですが、実は訪れる価値があります。
方法論は全く異なりますが、ソロピアノはエヴァンスとモンクが秀逸だと思っています。
追伸:実はこのあと、角館にあるジャズ喫茶に・・・。
なるほど、この曲をヘッドフォンで聴きながら写真を拝見すると、そこに立ってこの景色を見ている自分の魂というか・・・それを感じますね。
ということは、その情景を撮っている6x6さんの、その場での気持ちに似た心持にもなっているのか?
それはわかりませんが、たしかに無音のまま見ているより情緒に訴えてくるものは感じます。
美術館の絵画展でも小さく流せば、いかがなものなのでしょうか?
という思いも出てきました。
これは多分、ビル・エヴァンスという類稀なるピアニストの力量という側面も大きいと思います。
誰しもが持つ、「雨」の集合的無意識を浮かび上がらせていると思います。
花火大会とかアイススケート大会で曲を流しますが、僕はあれが苦手で(笑)。
波長が合う同士でないと共鳴しないのかもしれません。