蒸留酒に限らず、酒を絶ってから丸二ヶ月が経過した。これほどの期間、断酒したのは人生初の経験である。心臓のカテーテルアブレーション手術に伴っての禁酒である。ドクターからは少なくとも術後一ケ月は酒を控えるよう言われていたが、最低限のノルマはクリアした。体調は極めて良好で、現在のところ再発の気配は全くない。4月5日には術後の二ヶ月検診を受ける。これを機に再び酒を口にするかどうか、非常に迷っている。僕は大酒呑みではないが、日常生活と酒は密接に結びついている。今後の人生で、仕事の飲み会などで酒を飲めなくなっても構わない。でも自宅での晩酌や旅先での独り酒などは失いたくないのである。自分の性格からして、それを一回あたり1合以下(ドクター推奨)にすることは困難で、飲まないより辛い。だとすれば、このまま禁酒した方が良いのではないか。葛藤は行ったり来たりで堂々巡りしている。
追記:丸二ヶ月禁酒して感じたメリットは大きくは二点に集約される。つまりは時間の有効活用と睡眠の質の大幅向上だ。一方デメリットは、辛気臭くなること、旅に出たい気持ちが弱まることの二点だと思う。メリットについて書けば、本当に睡眠の質は激的に向上する。よくアルコールを飲むと睡眠の質が落ちると言われる。まあそうかもしれないと思いつつ、決して真剣には取り合わないのが酒飲みの常である。これをスマートウォッチなどでトラッキングすると、なるほどそういうことかと分かる。デメリットについて思ったことは、酒を飲むという楽しみがあるから、僕は旅に行きたいのだと改めて知った。メリット、デメリットともにストレスと表裏一体である。そういう諸々を捉えつつ方針を決めていきたい。なお禁酒するにしても、一度はアルコールを暫定復活します。
LEICA M10 MONOCHROME / APO-LANTHAR 35mm F2 VM
私もほぼ同じくらい禁酒しています。おっしゃるとおりで頷きながら拝見しました。
飲む楽しみを知っているだけに思案のしどころです。
お酒とのお付き合いは、身体のことや気分を考えると線引きが難しいですね。旅先で飲みたいというお気持ちには全く同感で、旅の間は、僕も飲んでばかりですし、さらに、ジャズライブの最中、前後などにお酒がほしくなります。
自宅では、お酒は休日の前日くらいで、車の運転などを考えて、平日はノンアルコールビール1本くらいが多いです。年齢的に無理がきかないので、お酒に限らず、行動も抑制する必要があると、最近実感しています。
個人的にいろいろと考えさせていただいた記事で、コメント長々となり失礼しました。
弟は大酒飲みで10年前に脳梗塞を起こしました
お酒を飲んだ時の弟が嫌いでしたが倒れたその年に初孫が生まれ正に弟も生まれ変わりました
お酒は一滴も飲まず料理に目覚め今ではケーキまで作ります
そんな弟は大好きです
お酒は嗜む程度なら百薬の長といいます
嗜んでください
たしかにホテルや温泉宿に泊まって、飲まないなんて旅行をしない方が良いと思います。
秋田でも良いお酒を飲ませていただきましたし、土地土地の地酒を飲むのは楽しみです。
ここは悩みどころですね。仮に再開するとしても、やはり飲み方自体を変えなきゃいけないと思っております。
手術の数日前までは普通に酒を飲んでいて、術後は辞めるのも我ながら笑えますが。。。
今後も情報交換お願いします。
酒を飲まないので目覚めはよくなりました。夜の読書もはかどります。
一方で彩が欲しい場面もあるので、そのバランスをうまく取りたいと思います。
お酒が欲しい場面で飲むために、そうではない場面では大幅に減らそうかなと考えています。
追伸:ノンアルだと1本で十分なのに、アルコールだと何本も飲みたくなってしまうのは何故でしょう(笑)。
猫の目さんの弟様は復帰できた上に、変わる契機になったのですね。それまでの習慣は変えることができると勇気づけられます。
ここが思案どころなので、「嗜む」ことができるのか、よく考えてみようと思います。
追伸:最初はよくても、どうしても増えていきそうで・・・。
昨年の夏から、普段は水とお茶とコーヒーしか飲まないので、どうしても辛気臭くなります。
最近はノンアルを試行錯誤しています。おっしゃる通り、かなり味がよくなりました。
最近は「よわない檸檬堂」が気に入っています。少しだけ華やぎます。
あとはワイン系のノンアルの進化を待ちたいですね。
地酒を飲む店は旨い肴がある。旨い肴を食べさせる店には、旨い地酒がある。
これは本当に悩ましいです。普段飲まない分が許容量がストックされて、飲む日にはスットックを解放。これが理想ですが、医者は「平均化する方がよい」といいます。
持続可能な酒飲みを目指したいです。