No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

ネオン玉が映したいもの

2024-11-30 | 街:秋田


これも秋田市川反の繁華街。30分5000円と書かれたピンクキャバレー(多分)のネオン看板があり、その電球部分のアップ写真である。僕はネオン玉と呼んでいる。夜は綺羅びやかに光るであろうネオン玉も、昼間はビルの谷間の空を鈍く映している。ふと思う。ネオン玉が映したいものは、本当にこの空なのだろうか。もしそれが叶うのであれば、本当は映したい別の何かがあるのだろうか。ネオン玉が喋れるものであれば、聞いてみたい。

X-PRO3 / XF23mm F2R WR

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4 コメント

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Unknown (ZUYA)
2024-11-30 06:36:43
毎回思うのですが、この“ネオン玉”はキチンと磨かれているのでしょうね👀

野ざらしだとしたら、もっとくすみそうなもの🤔

小生も“かならずここを撮る”と言ったスポットが欲しいものです😉
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Unknown (yottin)
2024-11-30 20:26:50
 この文章は心にしみますね
なにかしんみりしてくる気分です、物語が見えてきます
例えば窓辺に座って外をじっと見ている愛猫
語り掛けようとして、なぜか黙って猫を見つめてしまう
そんな景色をこの裸電球にも見ました。
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ZUYAさん (6x6)
2024-12-01 06:52:37
撮影の前に僕が自分で磨いています。
・・・、というのは嘘で、常に外に出し放しの電球です。
結構くすんでいますよ。露出をぐっと切り詰め、光の角度を整えると、傷とか汚れが目立たなくなります。ここで何十分も居座り、ああでもない、こうでもないとやっています。
通行するクルマの運転手が「??」という顔をしております。
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yottinさん (6x6)
2024-12-01 06:55:20
何故、電球を擬人化してしまうのだろうと自分でも謎でしたが、頂いたコメントから何となく(一部分は)分かったような気がします。
ガラスとかレンズは、そういう気持ちにさせるのでしょうね。
猫が外を見ている姿を眺めると、愛おしさとせつなさが入り混じった何ともいえない気分になりますよね。
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