おい、ライカはどうした?。買ったんじゃないの?。そういうメッセージも来たので、ここで久しぶりの登場、ライカM10。意外と好みの色を出してくれるのは、どういうことか。さて・・・。
JR青森駅から程近い場所に「第三新興街」はある。表側の入り口は、大きな道路に面しているし、すぐ近くにはオフィスビルだってある。青森新幹線の開業に合わせ、周辺は再開発が進み、近代的な町並みへと変貌を遂げた。だが、一歩「第三新興街」に足を踏み入れると、そこには昭和の中期そのままの飲み屋街が拡がっている。ただ一つ異なるのは、その当時は真新しかったであろう建物が、激しい老朽化に直面していることだ。一部の建物は既に朽ち始めている。
ここで写真を撮ったのは何度目だろうか。枚数でいえば、かなりの枚数の写真を撮った。にも関わらず何度でも足を運ぶのは、この場所と建物が発する雰囲気に魅せられることと、もっと本質に迫りたい想いが消えないからだ。まだ全然足りない。僕如きが写真論を持ち出すのも気が引けるけど、こういう被写体を相手にするのであれば、レンズがどうとか、カメラがどうとか、そういう領域の話ではないのである。新と旧、裏と表、清と濁、はたまた現と幻、更には生と死。対極に見える二つの事象は、裏返せば一緒。根元を辿れば同じものなのかもしれない。その根っこを掴みたいのである。・・・。これ写真論とはいえないね・・・。
LEICA M10 / SUMMICRON M35mm ASPH
やっている店よりも、営業していない店が多い飲み屋街です。深夜になると、別の顔を見せますが、昼間はまさに頂いたコメント通りです。あまりに的確で驚きました。
コメントした後でWeb検索して見ましたが、営業しているお店があったとは驚きでしたー‼️
この街は、地元の人達には必要で大事なところ何でしょうね!
訪問ありがとうございます。こういう小路は、消えてゆくことはあっても、これから増えることはありません。
今後も撮っていこうと思います。
どうしても説明の歯切れが悪くなってしまいますが、「近づいてはいけない」ところだったようです。
経年で毒気は抜けましたが、今でも夜遅い時間になると・・・。
でも町には清と濁が必要ですから。北の解放区です。