農業には詳しくいので不確かなのだが、一般的に稲刈りの米は農協などの倉庫(乾燥施設)に一括納入される。そこで一定の機械乾燥を経て、市場に出ることになる。当たり前だけど、その昔は全ての米は天日干しだった。僕は当初、現在では生産規模の小さな農家が天日干しをするのかと思っていた。必ずしもそうではないらしい。天日干し後の稲を処理するには別の機械が必要だったり、手間もコストも高くつくそうだ。零細農家や手数を掛けられない高齢農家などは、逆に農協などに一括納入するケースが殆どだという。天日干しのメリットはコストは掛かるけど高品質で美味しいことだろうか。その分、販売価格も高く設定できる。それが手間に見合うものかどうかは僕には分からない。
写真は岩手県の田んぼで、稲刈りからそれほど時間は経っていないと思う。天日干しされた稲は可愛らしい姿をしている。青空の下で乾かされている姿からして、きっと美味しくなるんだろうなと思う。天日干しの米、食べてみたいものである。
X-PRO3 / XF16-80mmF4 R OIS WR
その道を究めよう、究めたいと思い日々、コツコツと取り組み続ける方の「作品」は、僕のような片手間のそれとは違います。
又、ブログながらロクさんと交流させていただき、そのお人柄を垣間見てきたからこそ、その作品はまた輝きを放つのだと、勝手ながら存じています。
ハサ掛けは手間がかかるものの、逆さにすることで水分が稲穂に集まり美味しさが増すのですよね。
郷里のお米も含め、東北地方のお米の美味さはまた格別です。
このような写真、またの機会を楽しみにしています!
秋田では、布団を干すみたいな感じのものが多いです。
これは岩手で多いそうです。ちょっとその辺りの文化の異なりが気になっています。
でも正直これは、僕の力量は関係ない写真だと思います。
とはいえ、この天日干しで考えることもありました。
作柄が異なり、土壌が異なり、風土も異なる。それでも改良を重ねて良い米作りをする人がいる。
写真撮りも、被写体が異なる、カメラ(レンズ)が異なる、撮影条件が異なる、など様々あっても、良い写真を撮る人はいる。
他の分野もそうですが、見習わないとと思いました。