加美町編の最後は、この「アートコーヒー」の建物だ。何の店だったのだろうか。喫茶店という感じでもないが、コーヒーを出すか、販売するかしていたことは間違いない。仮にここでコーヒーが飲めたとして、どんな人が飲んでいたのだろう。近くの呉服屋の旦那と、電気屋の旦那なんかが午後に集まり、油を売っていたのかもしれない。時には奥さんが、「あんた、お客さんだよ!」と呼びにきたり・・・。コロンビア派とキリマンジャロ派に別れたり・・・。妙にコーヒー通の多い商店街だったのかもしれない。妄想は膨らむばかりである。また来る日まで、さらば加美町。
LEICA M10 / SUMMICRON M35mm ASPH
6さん 妄想がぴったんこ
多分、今は自分で珈琲をいれていることでしょう。