No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

小さな花、小さな太陽

2021-11-08 | 街:秋田
小さな花。庭の片隅の茂みで咲いている。本当は黄色い可憐な花なのだが、僕には白くて哀しい花に見えた。深い意味はない。冬が目前に迫る秋晴れの一日。小さな花に儚さを感じたのかもしれない。まるで弱々しい小さな太陽の塊にも見えた。今回はコントラストを上げて、フィルム調に編集した。ここまで編集すれば、元のレンズが何であれ殆ど影響はないと思っていた。でも意外とレンズの特性が残っているので驚いた。

アポランター35mmは、最短撮影距離は50cmである。勿論、ライカM10モノクロームのレンジファインダー(距離計)は、70cmまでしか対応しないので、ライブビューかビゾフレックスを使わないとピントを合わせることができない。ミラーレス一眼から写真を始めた人は、その辺に抵抗はないようだが、フィルムライカからレンジファインダーにお世話になってきた僕にとっては、まだるっこしくてイライラする。これでは何のためのレンジファインダーカメラかと思ってしまう。僕はアナクロ人間なのかもしれない。

8のつく日はwebにお花を』
LEICA M10 MONOCHROME / Apo-Lanthar 35mm F2 VM

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6 コメント

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花が生きているような! (yamaguti2520)
2021-11-08 17:11:42
いつも思うのですが、モノクロは奥行きを感じますね!生きているように見えるのはオジンだけでしょうか?カラーにない素晴らしさを感じるのですが……
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Unknown (awa)
2021-11-08 20:09:52
本当は黄色なのですね。
太陽と言われれば太陽に、宇宙に散らばる星々のようにも見えるような・・・。
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yamaguti2520さん (6x6)
2021-11-08 20:52:15
ありがとうございます。
モノクロ写真は見る時に、「想像」という一手間を加えるから面白く見えるのかなと思っております。
今回の写真的には、あとで見ると「やっつけ仕事」だったと反省もしております。
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awaさん (6x6)
2021-11-08 20:57:15
星の方がロマンチックですね〜。
でも実際は、あまり綺麗な場所でもないんですよ。って言わない方が良いですよね。

追伸:何故もう少し構図を右に振らなかったのか、謎です。
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こんばんは (おかん)
2021-11-09 17:16:16
アナクロ、いいじゃないですか!
モノクロ写真は、見る人のその時の気分や体調などで、好きな受け取り方をできるのが良いと思うのです。
低空飛行の時って、鮮やかな青空とかがミョーに受け入れられなかったりするんですが、モノクロだと、過剰な刺激にならないというか、優しい刺激?(ゴメン、うまく表現できない)になるのかと思うのです。
モノクロって、頑張れない時にホッとさせてくれる所があると思います。
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おかんさん (6x6)
2021-11-10 06:11:42
そうですね。鮮やかな色は素敵ですが、くっきり鮮やかを押し付けられて、息苦しいことがあります。最近は特に、誰もがスマホでも「鮮やか」に出来る機能もあり、お腹いっぱいになることがあります。
モノクロは撮った後は、見る側の想像力と判断に委ねる部分があるので、解釈が自由なのかもしれません。
何度か同様のコメントを頂いたことがあり、改めて納得しました。
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