No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

レンズが変われば世界が変わる①〜余目の光と影

2021-11-07 | 街:山形





山形県の旧・余目町(現・庄内町)である。近くにある旧・藤島町(現・鶴岡市)とセットで行ってみた。当然、日帰りである。藤島のほうは、お目当ての町並みが再開発で消滅していた。だから今回の目的、アポランター35mmの描写確認は、余目撮影分を2〜3回掲載しようと思う。
この日は久しぶりの快晴だった。眩しい光が色濃い影を作り出していた。本当はフラットな光の下で撮影したかったが、これも一興。今回掲載分は、すべてjpeg撮って出し、つまりは完全な無加工無修正だ。確かに良く写るレンズである。でも、こんな光の下では、どんな光景だって美しく見えるものだ。レンズの描写を見るのではなく、任意に散りばめた余目の町の光景を見て欲しい。


LEICA M10 MONOCHROME / Apo-Lanthar 35mm F2 VM

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4 コメント

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Unknown (Charlie)
2021-11-07 10:16:28
こんにちは!
山形県の小さな町の風情を興味深く拝見しました。
シャッターに映る影や「晒有リマス」の貼紙の感じは、「在りそうで無い?」という感じで酷く興味深いです。
「モノクロのみ撮影可」というライカ社のカメラですね?使ったことはないですが、或いは「フィルム時代」の「モノクロフィルムを入れていて…」という具合にカメラを使う感覚に近いのでしょうかね?何れにしても、なかなかに面白い画が何時も出て来ますね。
写真との関係は薄いかもしれませんが「余目」に反応しました。
稚内の対岸に古くは大泊と呼ばれたコルサコフが在り、稚内と交流も在るのですが、そのコルサコフは余目と交流しているそうです。
コルサコフに余目に縁が在る方の末裔に相当する皆さんが在って、余目との交流をしていた訳なのです。そういう訳で現在の庄内町は、サハリンのコルサコフと友好交流をしているということになっていると思います。
その余目を<フォクトレンダー>のレンズで…興味深く拝見しました。
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Charlieさん (6x6)
2021-11-07 18:24:00
「晒」って、一体何の用途で販売しているのか、気になって仕方ありません。ライカM10モノクロームは、モノクロしか撮れないという制約が逆に自由な発想を与えられるような気がしています。
本来はそこを機材ではなく、意思で制御できればよいのですが、これが難しく・・・。まさに「モノクロフィルム」を詰めた感覚で使っています。

コルコサフとの姉妹都市の件、ビックリです。世の中には不思議な縁があるものですね〜。
ますます余目が好きになったのと同時に、コルコサフの町も一度見てみたいです。
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コルサコフ… (Charlie)
2021-11-08 08:09:49
おはようございます。

とりあえず「上空から見たコルサコフ」と「高台から見たコルサコフ港」という画を御紹介しておきます。

http://monochrome097.seesaa.net/article/462708282.html
http://monochrome097.seesaa.net/article/461809135.html

山形県でサハリンの自治体と交流している例?多分、旧余目町、現在の庄内町位だと思いますよ!!

コルサコフは「カメラを提げて数時間歩く」というようなことが似合う雰囲気であると思いますね…
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Charlieさん (6x6)
2021-11-08 20:48:30
ありがとうございます!
コルサコフという語呂が気に入り、いつか行ってみたいなと思いました。
庄内町の情報を調べると、交流のことが載っていました。旧・余目町自体からのことだと書いてありました。
本当に不思議な縁ですね〜。
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