「あんたは、今後、部署の異動なり、会社を辞めるなり選択肢はあるかもしれないが、うちは一生此処で生きていくんだ。それを分かっ
て、うちと付き合って欲しい。」
これは、私がかつて、自動車ディーラーに居た頃、担当エリアの自動車工場の社長から言われた一言です。
その時は、この言葉の意味はよく分かっていなかったのですが、今となっては、この言葉の重さをひしひしと感じます。
やはりその土地に根付いて商売を行なっていく上で、嫌になったから辞めるということは、そう簡単に出来るものではありません。
また他の土地で商売を始めるということもかなりのリスクを伴います。
そのことが、ようやく分かるようになってきました。
会社勤めの頃は、不定期ながら、異動や担当替えということは何度かありました。
もちろん引継ぎは行なうのですが、各ユーザーには、「担当が替わりました。」と連絡すれば大丈夫だと感じていました。
しかし、ユーザー側からしてみれば、不安を感じることがたくさんあるのです。状況が変わるということはユーザー側にとっては、
不安の何物でもありません。
先日も当店から取引先の企業に対して依頼した案件がありました。
その案件が一段落して数日後、色々と質問事項が出てきて、その企業の担当者にメールで連絡を取りました。
しかし、いつまで経っても返信がありません。 仕方なく電話で問い合わせてみました。
すると、「担当の○○は、すでに退職いたしました。」との回答でした。
後任の担当者にも話の経緯を初めから説明しなければならず、かなり骨が折れました。
大きな企業であれば、不慮の異動や担当替え、退職はやむをえないことかもしれませんが、その際は、連絡と引継ぎ、後任の紹介は、
最低限するべきだと今回の案件を通して気付きました。
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