先日、あるTV番組を観ていました。
何気なく観ていたのですが、その中で気になる話題が・・・。
熱帯魚ブームというのが日本に初めて起こったのは、昭和初期頃だというのです。
「へぇー、そんな前からだったんだ。」 熱帯魚の飼育が趣味と公言している私は、この後の展開が気になりました。
そして、その熱帯魚ブームの火付け役は、なんと東京銀座のフルーツ店だというのです。
「えっ、何で? どういう繋がりがあるの?」
と気になりました。
そのお店の専務の方が当時のカタログを見せながら、説明されていました。
本当に商品として、昭和初期頃から、熱帯魚を扱っていたそうです。
簡易的なガラス水槽に水草を入れ、熱帯魚がセットになって、当時2円、今の価値でおよそ3500円ぐらいだったそうです。
扱いだした理由は、「当時、まだ戦争があった時期、子どもたちにとって、遊び道具や癒しとなるものがまだまだ不足していた。
そんな子どもたちのために夢と希望を与えられたら。」と考えて考案した商品だったそうです。
そのお店は、フルーツの買い付けで、東南アジアの国との取引があり、熱帯魚も容易に手に入ったそうです。
そして、店内に水槽を用意して、フルーツとともに陳列していたそうです。
今では、かなり熱帯魚の関連グッズも増えて、本格的なアクアリウムも楽しめるようになりました。
しかしその原点は、子どもたちや多くの方を癒してあげたいという優しい心から始まったものだったのだと改めて再認識できました。
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