先日、関西地域限定の情報番組を観ていました。
その中で、「高くても良いもの」というテーマで特集が組まれていました。
ホテルニューオータニが提供するひとつ1500円のスーパースイーツといわれるメロンのショートケーキは、原材料からデザインまで担当
パティシエがこだわりを持って作っていました。
その後、場面は変わって、東京の中央区佃へ。
下町風情が漂う町で、高価な箸を製造販売されている匠の工房が紹介されました。
「持ちやすく、使いやすい箸」と人気のその箸の正体とは・・・
材料は、縞黒檀を使って、色々と工夫を施して製作されていました。どうやら形に工夫があるようでしたが、私が興味を持ったのは、
やはり原材料の縞黒檀でした。
その縞黒檀は、銘木の中でも稀少であり、市場的にも品薄であることが説明されていました。
その匠の元にある縞黒檀は、先代の匠の代に仕入れていたもので、少なくても30年から40年以上経っているとのこと。
それをさらに小さくカットして、さらに乾燥させるそうです。「そうしないと曲がっちゃうから。」
と東京下町の言葉で匠が話されていました。
そうして、完成まで40年以上かけて、縞黒檀の箸が完成するそうです。
しかし、「縞黒檀の材料が無くなったら終わりだね。まぁ、あと5,6年ぐらいだな。」
最後のこの言葉が印象に残りました。
「自分と同じ考えだなぁ。」と素直に感じました。
そうなんです。銘木でできた製品、すなわち銘木工芸品を楽しめたり、手にすることのできる時間には、すでにタイムリミットがせまり
つつあるのです。
銘木の国内保有量が無くなった時点で、銘木に出逢える機会がなくなるのです。
当店においても、「黒檀箸」といわれる商品を取り扱っております。こちらです。


「黒檀箸 雅 舞姫」です。貝を嵌め込み凝った加工が施されています。
【商品ページはこちらです。】
http://www.izukame.com/shopdetail/000000000056/
製造元の匠においても、「材料確保が非常に困難」と頻繁に連絡を頂きます。
「あっ、これ、いいな。」と思われた商品に再びめぐり会う機会は今後さらに減ってくるのではないかと思っています。
是非、その機会を大切に商品をお選び頂ければと思います。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】
◆お問合せTEL 06-6227-8130 (不在の場合は留守番電話が承ります。折り返しにてなるべく早くご連絡いたします。)
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