東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




次男との旅。3日目、最終日です。

「就活を前に話しがしたい」というのが、次男が言ってきた「一緒に旅する理由」でしたが本当は、鉄道写真を撮るのが大好きな次男が、自分を巻き込むことで費用の負担をしてもらおうとしていることはわかっていました。かくいう自分ももともと鉄道写真を撮るのが好きでしたから、気持ちがわからないわけではありません。次男も心得ていて、「きっとノッてくる」という確信があったのでしょう。

ま、理由はさておき、最終日は思いっきり次男の好きなように鉄活させてやろうと思っていました。
では、最終日の旅程を時系列的に紹介します。かなりマニアックです。



前日から松江に泊まっていたので、まずは松江城を見学。立派でした!



天守閣からの眺め。宍道湖に浮かぶ島は、「あそこに島があったら絵になる」とか殿様がつぶやいので、作られたものなのでしょうか。明らかにあそこにあるのは不自然ですが、やはりその方が絵になりますね。いずれにしても殿様はスペシャルですね。



お城見学の後は、はやくもカキ氷登場。



松江・山陰を離れるにあたり、レンタカーを借りました。これにより旅の雰囲気は一変します。



「トモナビ」(次男のナビゲート)によりたどりついたのは、伯備線の根雨(ねう)駅。この近くに撮影スポットがあります。



ここがその撮影地なんですが。。。自分はうまく撮れませんでした。田んぼが入り過ぎだし、車両が全部写っていないのが致命的。ま、いいのですが。




先のスポットから車で40分くらい。新見市と高梁市の中間くらいのところでしょうか。第2の伯備線撮影スポットにて。



当然ですが、電車はすぐに行ってしまいます。その撮影のために炎天下で○○分待っています。普通の人はやりません ( ´ ▽ ` )ノ 。



伯備線 備中高梁駅。松江から米子へ出て、そこから伯備線に沿って撮影しながら中国山地を越え、岡山を目指していたのです。高梁は最後の訪問スポット。ここは自分のリクエスト。



新島襄が訪れたことでキリスト教が広がり、建てられた高梁基督教会堂。



散歩道も整備されています。



無事岡山に到着。レンタカーも返却して、駅ビルのレストランで定食。普段っぽい生活に戻ってきました。



岡山駅の新幹線改札口。現実への入り口。

呉線・山陰本線・伯備線(乗ってはいない)の魅力を堪能しながら、その土地の風土にふれ、人々と話し、よく笑った旅でした。
かなりハードで「難易度の高い」旅でしたが、そこは二人ともマニアなので、苦もなく乗り切りました。
3日間、たくさんの感動と感謝がありました。今、思い返しても夢のようです。


次男とはそんなによく話す方ではないかもしれません。たぶん普通の親子だと思います。
今回の旅の最中も、そんなに話したわけではありませんが、随所で「自分の伝えたいこと」「考え方」は言うようにしました。
次男は普段よりは神妙に聞いていたと思います。

最終日は、よく「ありがとう」と言われました。自分も楽しかったし、別に気にする必要はないのですが、普段照れくさくてあまり言えなかったとすれば、この旅で、そういうためらいがなくなったのだとしたら、いいことだと思います。

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