東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今日の仕事終わりは、新オフィスの大家さんであるヤマムラ倉庫さんから
入居のお祝いでいただいた日本酒で乾杯する「日本酒を飲む会」をサンロフト
2Fの「CAFE YAMA」で開催しました。
ヤマムラ倉庫さん、どうもありがとうございます。
新しいオフィスでのこの新鮮な気持ちをこれからも忘れずに元気よく仕事に
邁進するためにも、社員みんなで味わうこのひと時は大切なのではないかと。



それにしても随分大勢集まったみたいで、よかったです。



お酒や食べ物を持参してくれた人も多かったみたいです。ありがとう。
それにしてもよく飲んだみたいですね ( ´ ▽ ` )ノ 。



や、ぼくと今井君は大阪で打ち合わせがあって、駅弁のランチを食べながら
ひかりで西に向かっていたのです。で、当然「日本酒を飲む会」に
間に合うように静岡に帰ってくるのは無理だし、だからみんなで盛り上がって
やってちょうだいと、参加できなくてもなんにも気にしなくていいからと、
言ってあったのです。



だけど、大勢の社員が待っていてくれたのでした。
上の写真はホントの帰る前だから結構人数が少なくなっていたけど、
大阪から戻ってスグのときは大勢残っていてくれていたのです。
本当にうれしかったです。企画・準備してくれた皆さん、参加して
くれた皆さん、どうもありがとう。



社内にカフェ空間を設ければ、きっとこんな風に使ってくれるだろう
って思ったとおりに、や、それ以上に使いこなしてくれて、うれしいです。

「駅のそばって大きいですよ。そうでなければ、この会はやれなかった
と思います」って声も聞きました。そう!ここまで駅に近いと、みんな
電車で来ようと思えばこれるんだよね。時間的なこともあって車通勤の
人はもちろん多いけど、「電車で来ようと思えば来れる」っていうのは
大事。もう「第4金曜日はプレミアムフライデーにして毎月やるんだ」
って声も聞きました。いいよね、すごくいいことだと思う。もちろん
近隣の居酒屋さんに行ってもいいと思う。

仕事だからいいこともあるし、そうじゃないこともある。
かつては、そんなとき、上司、先輩から、「じゃ、今日は一杯いくか」
って誘われて、居酒屋で激励してもらったり、愚痴を聞いてもらったり、
おごってもらったりしていた。そうして会社の中に連帯感を築いていった。
だから、忙しいとき、上司から「これ、今日中に仕上げてくれるか」と
言われれば、「わかりました!任せてください」と心よく言えたのだ。
そんな日本企業は強かった。もちろんそれがすべてではないけど、そう
いう側面は確実にあったと思う。

今、嫌いな上司からの飲み会の誘いはパワハラとか、残業は悪という
考え方が日本中にまき散らされ、教育され、かつての日本企業がもって
いた連帯感のある企業文化は消されてしまったようにみえる。

「今日、一杯いくか」って言ったときに「それ、パワハラです」って
いう会社と、「いいですねー、じゃ、ぜひ!」って会社とどっちで
働きたいか。どちらが強いか。
「これ今日中に仕上げてくれるか」と言ったときに「それをやると
残業になるので嫌です」って会社と、「いいですよ。がんばれば
そんなに遅くならないでしょう」って会社とどちらが強いか。どちら
の人間関係がいいか。

自分は後者。日本の企業文化のいいところは復活させたいと思っている。
ただ、もちろん昔に復古するんじゃない。かつての日本的な企業文化を
螺旋的に発展させて、もう一段高みに進化させた形で、21世紀に
ふさわしい形で、サンロフトに定着させたいと思っている。

で、何をしたいのかって、それは「交流」。コミュニケーション。

その延長線上に、連帯感のある企業文化の形成と、イノベーションが
生まれやすい組織形成があると信じているから。

もちろんこれからの時代はオープンイノベーション。大勢のビジネス
パートナーやお客様さえも巻き込んでイノベーションを起こしていく
時代なんだと思っている。だからきっとビジネスパートナーや
お客様も参加している今日のような会も開かれると思う。
昼でもいいし、夜でもいい。今日のように大勢でもいいけど、二人でもいい。
実はもう実際にそうなっている。

コミュニケーションが生まれ、それがイノベーションにつながって
いく。そのためのカフェスペース。きっとみんなわかっていると思う。




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